5年生は、11月6日(金)に校外学習として千葉県鋸南町にある鋸山登山へ行ってきました。約2時間半の登山で急な上り下りがある行程でしたが、参加した5年生は、全員が元気に目的地である日本寺へ到着することができました。目標である「自分に負けない。みんなで力を合わせて、登り切ろう!!」を十分に達成することができました。今回学んだことを今後に生かし、金ケ作小の最高学年への道を歩んでほしいと考えています。5年生の保護者の皆様には、様々な面でご理解をいただきました。ご協力いただき、ありがとうございました。

  実行委員を中心に出発の会を行い、7時過ぎ、大型観光バス2台で現地へ向かいました。

学校を出発して約3時間、正面に鋸山が見えてきます。  海が見えると「海だ!」の声!

     鋸山は約300メートル。海に面した出発地から鋸山登山のスタートです!

20分ほど車道を歩きます。車道を離れると本格的な登りが始まります。進むのは「車力道」。

房総半島の原生林が見られる「車力道」ですが、昨年の台風の影響により木々が倒されています。

「車力道」は急な登りが続きます。鋸山は石を切り出した山として知られています。石を運ぶ人々は「車力(しゃりき)」と呼ばれていたそうです。そこから「車力道」と名称されるようになりました。

 休憩地点からは、はるか下に市街地と海が言えます。赤い屋根の建物前を歩いてきました。

約1時間登ると、急に正面が開け垂直の岩肌が見えてきます。岩肌は石を切り出した跡です。高度約200mまで登ってきました。目指すは岩肌の頂上部分です。

  一端登りが終了し、石切り場の跡を眺めながら進みます。岩肌の大きさに圧倒されます。

「岩舞台」と呼ばれる石切り場跡で小休憩。当時の安全を願う「安全第一」の言葉が岩に刻まれています。「全」の上部が消えているのは、石切りをしたためだそうです。

    広さと岩の大きさに子どもたちは驚きの声!思わず上を見上げてしまいます。

      左側の写真、中央の突き出した岩がが頂上付近の「地獄のぞき」です。

     休憩を終え、「地獄のぞき」を目指します。実はここからが一番の急斜面!

急斜面の途中、素晴らしい景観と切り立つ岩肌を眺めることができる通称「ラピュタの壁」!