19日(火)は、わくわくタイムという異学年交流の時間でした。目的には、①遊びを通して兄弟学級の良さを知り、仲を深める。②高学年は計画や実施、反省を児童自ら行うことで、行動力、リーダー性を養う。とあります。言い換えると、高学年が低学年と意図的な交流をはかり相互の心の交流を行う、同じ学年の中でも友達の新しい面を発見するという意味もあるのでしょうか、そういう時間でした。

  大人になるなど年を経てからの2,3年の違いはそう大きなものではないこともあるでしょうが、小学生の2,3年の違いはさすがにおおきいものです。1年生と6年生などでは、何をするにも違いすぎます。そこで必要になってくるのは、「気遣い」、というものでしょうか。いっしょに遊び活動をする中で、体格の違い、経験則の違い、価値観の差を超えて共に考える。気を遣って低学年も高学年も行動してみる。いつものようにはいかない、最初はぎこちない取り組み…それがいいんですね。ぎくしゃく面倒くさいことが、数分のやりとりでスムースになっていく。高学年同士でも、あいつ、あんな優しい顔するんだ、そのためにこんな遊びの仕方を考えてやってるんだと他を意識する。みんな大切なことですね。

 その「気遣い」を進めていくのは、「相手を思いやる目」と君達の「笑顔」です。わくわくタイムの校庭には、みんなの歓声と笑顔がいろいろなところにありました。

 素敵な時間でした。リーダーさん、また、リーダーじゃなくても、小さい子の手を引いて活動する学年が上の子、上のおにいさんおねいさんについていく学年の下の子、それぞれがよかったです。