皆様、暑い日が続いて降ります。お元気ですか? 地震もちと怖いですね。

残暑お見舞い申し上げます。

 この春にあった全国学力学習状況調査の結果からの新聞報道の一つに、中学生に、手紙・葉書の書き方が身についてないのでは?ということがありました。その調査で正答率が低かったものの一つに、封筒の宛名書きで適切なものを選択するという問題がありました。手紙や葉書については、学校でも扱いますが、家庭での日常の生活の中で取り上げる事ができるものでもないでしょうか。メールや電子文書の普及により、馴染みが薄いものへなっているのでしょうが、きちんと手紙や葉書、封筒が書けるということも、身につけておくのもいいかなと思います。遠方の親戚やお友達に残暑見舞いでもしたためてみるのはいかがですかね。みなさん葉書や封筒で、最近、お相手に言葉を届けたことはありますか?

年賀状がこれだけ減っているのだから、暑中お見舞いや残暑お見舞いの便りも減っているのも当然かと思いますがー皆さんのご家庭ではいかがですか? 

以下新聞記事から。 

新聞に投稿…封筒の書き方で間違い続出 正答率57% 全国学力テスト

7/31(水) 18:34配信 

 中学3年の国語では、新聞の読者欄に投稿するという設定で、封筒の書き方を試す問題が出された。しかし正答率は57・4%にとどまり、電子メールの普及などで手紙をあまり書かなくなった社会風潮を反映する結果となった。

 問題は、架空の「全国中学生新聞」の住所、FAX番号、メールアドレスを示した上、「声の広場」係に郵送で投稿する際の宛名(あてな)の書き方を問うもので、(1)封筒に縦書きで書くこと(2)投稿先は団体なので「様」ではなく「御中」と書くこと-の条件をつけている。

 だが、封筒の中央に住所を書いたり、「御中」と書く位置が間違っていたり、不要なFAX番号やメールアドレスも書き込んだりと、間違いが続出した。

 平成24年に実施した学力テストでも、はがきの表書きを書く問題が出されたが、その際の正答率は74・2%だった。同じような問題で2割近くも正答率が落ち込んだことに、国立教育政策研究所の笹井弘之教育課程研究センター長は「メールでのやり取りが普及しているとはいえ、封筒で郵送することも実社会に出れば必要になる。きちんと指導するよう求めたい」としている。