6年生の学年集会に呼ばれて話をしてきました。

中学校進学について ということでした。

51の歳まで、市内の中学校に勤めていたので感じたことを話させてもらいました。

 

中学校までは義務教育であること。

保護者は学校にいかせる義務があること。

中学校は、将来をより良く生きていくための勉強をするところだよということ。受検受験のための勉強ではないということ。でもさらに上の学校にいくためには、希望するのならそれにあった学習は必要になるよということ。

自分は、近くの中学校には行かないから、関係ないかと思って聞かないでほしい。特にこれからは自分に関係あるかないかという判断で物事をやめて欲しくない。新しいいろいろなことが君らにはこれからどんどん降りかかってくる。それをチャンスとするような前向きさというか貪欲さがないと自分を活かせない時代がくるだろうということも。

勉強は専門的になるけど、小学校の勉強の延長にあるモノばかりであること。ただ、少し専門的になって新しいことをやるので、復習というものが大切になるよということ。

専門的になるので、教科担任制というものになって、先生が教科によって変わりますということ。

先生が複数になるということは、学習内容もそうだけど、その先生のいろいろな考えに対応しなければならないから、今までの自分の考えを広げなければならないということ。

当然、あうあわない先生も出てくる、その中で多様性や世の中の理不尽も学ぶかもしれないよということ。部活動も数が増えるのでやった方がいいかもよということも。

小学校1年生が、保育園幼稚園でおにいさんとしてやってきても小学校に入学すると少し幼くなってしまうことがあるが、中学校でもにたようなことがある。中学校の先生も時としてその様に接する可能性がある。でもそれは、とてももったいないことだと思う。今も自分たちで集会を企画運営して、こんなにも私語無く集中して聞けているのだから、中学校に進んだら、今のように小学校でやってきた自治活動というもの、集団で話し合い、目標を決め、ルールを決めて、自分たちで運営することを是非してもらいたい。中学入学してすぐの遠足だ行事があると思うが、君らでの力で運営をするぐらいに中学校の先生にいってしまいなさいということ。他の中学校では、いくつもの小学校から入学してきて、様子見でみんな遠慮しあうこともある。が、君達は多くのもうすでに知っている人たちが行くわけであるから、それは強みなんだよということ。他の学校に行く人は、知っている人がいない、少ないことを強みにするんだということも。

 

等々を、短い時間でいいましたが、みんな顔をあげてよく聞いていました。素敵な集団、力のある集団だと思います。いろんなことを言ったから、???の人もいたかもしれないけど、それでも良いです。このあと個人的に質問でも来て下さい。今回のお題も6年生が決めて私の所に来たとか。良き事ですね。また話す機会をいただければいきますので。次回に~。