3月24日(木)晴れ

 春の陽射しが戻って、あたたかな一日となりました。常一小の子どもたちは元気に令和3年度の修了式を迎えました。

 まん延防止等重点措置が解除されたので、2学期終業式以来の対面での式となりました。検温済み・マスク着用・手指消毒そして、十分なソーシャルディスタンスを確保しての開催です。

 私からは、今日の通知票や担任の先生からの話は、「『伝統のバト』を自分なりにしっかりと受け渡すことができたかを確認しよう。」「今日の別れは、次の成長につながる出会いへとつながる。」といったことでした。

 生徒指導主任の先生のお話は、春休みに向けて、「ジャンケンの『パー』=その手を上げて交通安全 『グー』=一年間グッジョブだった?『チョキ』=チョットずつ次の学年の準備を…。」というものでした。

 そして、教室へ…。

   

   

 一年間の振り返りや一人ひとりが担任の語り合っての通知票渡しなどが行われていました。

 そのころ、卒業した6年生も集まりはじめました。

 そして、10時50分…。いよいよお別れのときとなりました。辞校式です。

 

 再び体育館に全員集合しての開会です。転出する職員のあいさつと児童代表のお礼の言葉。マスク越しの歌声ですが校歌を歌うことができました。しかも3番まで!

 さらに、指揮と伴奏の先生に促され、飛び入りで校長までタクトを振るう場面まで…。こみ上げるものもあり、笑顔ありのあたたかい時間が流れました。

 そして、花道を作ってのお見送りへと…。お別れと感謝の言葉が飛び交いました。

 「会者定離」の言葉通り、出会いと別れを繰り返して成長があると思います。

 研修室に未だ消さずに残っている黒板アート。テーマは「踊る人」。手を繋いで皆で楽しく踊る姿を改めて鑑賞して、常一小の子どもたちの楽しい学校生活のために、皆で絆を育んで「踊る」=「活動する」…私たちと地域の大人たちのようにも見えてきました。

 転出職員を代表して、本校を支えてくださった保護者の皆様、地域の皆様に心より御礼申し上げます。そして、何よりもこのコロナ禍で我慢と忍耐を続け、穏やかに学校生活を送り様々な活動で活躍してくれた子どもたちに、心より感謝したいと思います。ありがとうございました。

 それから…、放課後「動画」を拝見しました。作成に参加していただいた子どもたちや職員の皆さんには、お判りいただけると思います。個人的なことで恐縮ですが、皆さんのお心遣いに感謝いたします。