9月1日(水)くもり時々雨

 緊急事態宣言下で感染拡大の懸念が払拭されない中での2学期のスタートとなりました。子どもたちは、例年の始業式同様に大きな作品やたくさんの学用品を抱えて、元気に明るく笑顔で登校してきました。42日ぶりの子どもたちの姿に出会うことができてとても嬉しかったです。また、今学期も困難な状況下でも楽しい学校生活を実現していこうと新たな決意で身の引き締まる思いがしました。

 登校時にピロティーで職員が検温をし、持参した健康観察カードをチェック・回収の上、手指消毒をして教室に入りました。カード忘れや記入漏れなどがあった場合は、その場でご家庭に確認のお電話をいたしましたが、事前に連絡メールでご確認いただけているご家庭がほとんどで、スムースに受付ができました。ご協力ありがとうございました。

 

 その後、「Teams」を利用してリモートで始業式を始めました。事前に入念に準備をして臨みましたが、開始してすぐに機器のトラブルが発生して、校内放送に切り替えて式を進めました。

 

 私は、やるべきことを徹底的に行う「凡事徹底」とお互いの立場を認め合い思いあう「相見互い」を2つの約束として、皆が実現してコロナウイルス禍の学校生活を心ひとつに乗り切っていこうと話をしました。その後、コロナウイルス禍での学校生活や健康・衛生管理について担当の先生からお話をしました。2つの約束の話は2年連続です。そして、校歌斉唱のない式の進行がまたしても…。皆が集ういつもと同じ式が一日も早くできるようになりますように…。

 ICT環境の安定した運用は、今後の「リモート学習」に向けて大きな課題です。不具合の原因究明と対応、子どもたちにタブレット使用方法や使用上のマナーやルールの指導を早急に進めて、短縮日課期間中に全学年で初歩的な「リモート学習」に取組む予定です。詳細は、後日お便りにてお知らせします。

 そして業間休み。子どもたちの歓声が校庭に帰ってきました。ボール遊びや一輪車に興じる子どもたち、ブランコを漕ぎながらおしゃべりを楽しむ子どもたち。集団生活ならではのひと時が垣間見れました。大半の子どもたちが校庭に出ていたようですが、そこは小規模校の良いところ。マスクもしていますが、密にもならずのびのびと体を動かしていました。そして、教室に入るときは手洗いを…。職員が声をかけなくても、自分たちで行動できているところが…さすが!

  小さな写真で分かりにくいですが…結構な人数がいます。