6月9日(水)晴れ

 球技ブロック大会が始まりました。コロナ禍で昨年は中止となり、今年は感染拡大予防策として、本校と高木小、金ケ作小の3校のJブロックでは、3日間で2校ずつ試合を組むこととしました。昨日は、第1日目として高木小を会場として本校と高木小のサッカーとミニバスケットボールの試合が行われました。

 市内の多くの学校では、6年生中心のチーム作りが行われているところですが、小規模の本校ではレギュラーメンバーに4年生まで動員して、まさに全校体制でのチーム編成での大会出場となりました。サッカーは市内ルール通りにチームが組めたので、通常通りの試合を実施し、バスケットはそれが無理なので変則的なルールでの試合となりました。

   

   

 小学校部活動の目的は、主に「各競技の専門的な知識・技能の向上」「各競技を通して運動に親しみ体力を向上させる興味・関心・意欲の醸成」「各競技を通した他校児童との交流の促進」といったことが挙げられます。試合をするからには、勝利を目指しますが、これまでの活動で培った仲間同士の絆を深め、常一小の代表として「フェアプレー」と「スポーツマンシップ」を発揮することがより大切であると考えます。その意味で、昨日はとても有意義な大会となりました。

 昨年度は他校との交流ができませんでした。そのためか、最初はぎこちない様子でしたが、一つのボールをともに真剣に追う中でだんだんと和らいできた感じがしました。何事も経験が大切であることを改めて実感しました。

 常一小の子どもたちのチームとしての成果や課題がサッカー・バスケットそれぞれで明らかになりました。金ケ作小との第2戦でどのような活躍をするか、楽しみです。