10月26日(火)雨のち晴れ

 6年生が全員で第73回松戸市小中学校合同音楽祭に出場しました。

 2年前まではブラスバンド部が出場していました。昨年はコロナ禍で中止。今年もコロナ禍の上に、小規模化で音楽専科の先生が不在の状況となり、参加形態を工夫する必要が出てきました。

 そこで、常一小の子どもたちの素直で明るい気持ちとアットホームなまとまりのよさを音楽活動に反映させる取り組みを考えました。専門的な指導には、元中学校の音楽の先生をアドバイザーでお願いをして、6年1組となかよし学級の6年生の合同チームで夏休み前から練習を始めました。

 練習も本番もコロナ禍に影響されないパーカッションの楽曲、「打楽器のための小品」(黒沢吉徳作曲)に取り組みました。その様子は、この学校日記でも時々取り上げてきました。

 そして、今日が本番でした。

 午後のプログラムの8校には、今年度の東日本大会銀賞の松戸市立第三中学校をはじめとする迫力ある実力派の中学校の吹奏楽や管弦楽、小学校の華やかなブラスバンド部が名を連ねていました。でも、「体ひとつ」の常一小も負けていませんでした。ぴったりと息の合った演奏で、6年生の結束をアピールする素晴らしい発表ができ、大きな拍手をいただきました。大成功でした。

 音楽は演奏する者の気持ちも表現されます。磨き上げられた演奏や大規模な編成の演奏なども魅力的ですが、常一小の代表として、小学校生活の楽しい思い出の1ページを作ろうと、同じ目標に向かって創りあげようと心を一つにして取り組んだ成果としての演奏も、それらに負けるものではありません。これもまた、小規模校の利点を生かした取り組みとなるのだと思います。