10月11日(火)晴れ

 学区内の常盤平団地1街区中央商店街の「望のひろば」で、千葉大学園芸学部の学生さんを中心としたグループが「常盤平団地屋外空間活用プロジェクト みんなで再発見!常盤平団地」というイベントをやっていたので、仕事の合間に見学してきました。

 大学生が団地の活性化のために「健康」「食」「芸術」を主テーマとして緑多き団地の環境を活かした活用を提案して、見学者の評価をもとにさらに団地の将来について考えを深めようとするワークショップのようでした。本当は9月半ばの開催予定で団地自治会の広報にも掲載されていましたが、緊急事態宣言でおよそ1か月遅れの開催となりました。

 私たちの興味は、本校で進めようとしている児童の「常盤平学」という地域を題材としたテーマの学習との関連にありました。大学生が考える常盤平とその地域の小学生が考える常盤平、そこにある共通点や相違点を知ることや、場合によっては交流ができないかというようなアイデア実現の可能性を探るためでした。

 高齢化の進む地域だけに若い世代の情報発信や行動は、頼もしくもあり期待が高まるものでもあります。常一小の子どもたちにも常盤平という地域のよさに気づき、子どもなりに課題克服の行動を起こせる力を身につけさせていきたいと思います。

 千葉大の学生さんたちのワークショップは、明日の15時までやっています。