観たもの感じたものを自分の頭に入れて、自分のフィルターを通して出す。自らの手を動かし、その感触を体に覚え込ませながら「何か」を表現する。よりよく生きるってことに繋がるのかと思います。その関わる作業は、その子にとって素敵な時間なのだと思うのです。

とある工芸に詳しい人と話したときに残った言葉があります。「荒削りというのは、単に雑ということではない。自分の思いを、主張を、感じたものをストレートに出すことなんです。」

確かにまだ単なる雑な作品もあります。でもその中にも「自分を」出す、出せる環境を作っていきたいです。その場を味わわせたいと思います。

 

図工の時間は、何かが降りてきています。いや、中からあふれてくるものなんでしょうか。もくもくと手を動かす姿は素敵です。週明けの13日から15日は、校内絵画展です。お子様やそのお友達の力作をどうかごらんになって下さい。お待ちしています。