12月22日(火)晴れ

 学びを止めるな!

 6年生の校外学習で茨城県大洗市のアクアワールドに行ってきました。

 コロナ禍で修学旅行や都内見学が中止となり、例年のような卒業学年としての思い出作りの場面が奪われた6年生…。やむをえない事情とはいえ、ほんとに寂しいものがありました。その中でも、子どもたちは、「常一 あつ森」や「スポフェス」をはじめとする今年ならではの機会において、健気にリーダーシップを発揮して、常一小の学校生活を盛り上げてくれました。

 6年生の楽しい思い出作りのためにも、その活躍に報いるためにも、ぜひ実現したいと思っていた校外学習が、やっと実現できました。子どもたちは、実行委員を中心に計画を立て、健康管理と感染予防対策に主体的に取り組みました。実施にあたっては、松戸市のバスを利用させていただくことで突然キャンセルにも対応できるようご協力をいただきました。そして、保護者の皆さまのあたたかいご支援もありました。

 日頃の子どもたちの行いに報いるような好天の下、学校を出発しました。2時間半のバスの旅は、55人乗りのバスに20数名が乗車をして、マスク着用・バスレクの変わりのDVD鑑賞といった、感染拡大防止策を講じた今までにないものでした。でも、青い空、太平洋の大海原を臨むアクアワールドに到着し、グループで見学を始めると、子どもたちはいきいきと素敵な笑顔で行動していました。オットセイやイルカからも、かわいくもダイナミックな演技のクリスマスプレゼントをもらいました。初冬の日が傾く中、ダイダラボッチの足元に広がる公園でのひと時も、このメンバーで過ごす限られた時間をかみしめるかのようなあたかい雰囲気で過ごしていました。そして、完全に日が暮れた学校に戻ってきました。

 子どもたちの思い出の1ページを創ることができたのは、本当にうれしいことです。子どもたちの主体的な活動とご家庭のご協力、そして行政の方々の支援に感謝いたします。

   

   

   

 

 お弁当は、オーシャンシアターで…。ほんのりと潮の香りがする中、普段見ることのできない、イルカの調教の様子を見ながらのランチタイムとなりました。

   

 6年生の皆さん!卒業に向けてラスト3カ月を全力で駆け抜けよう!!