10月1日(木)雨のちくもり 今日は十五夜。夜は雲が切れて、満月が見られるかな…。

 今日は、放送での全校朝会でした。教育実習の先生方の自己紹介と陸上部部長の記録会に向けた決意表明、今月の目標などのお話がありました。

 私は、次のような話をしました。

 さあ、今日から10月です。今の学年が、半分終わりました。みなさん、大丈夫ですか?今の学年は、あと半年しかありません!今年は、コロナのおかげで、できなくなったことがたくさんありました。できなかったことを全部できるようにすることはできません。でも、そのままにしておくのは、先生たちは悔しいので、少しでも取り返してやろうとと思っています。

 そのために、「常一みんな集まれ!21世紀の森」、略して「常一あつ森」や11月の土曜参観で運動会みたいなことを計画しました。この他にも、まだ言えませんが先生たちの中には計画があります。いくらコロナのせいとは言っても、皆さんのかけがえのない1年を無駄にするわけにはいきません。「何年生の時は、コロナウイルスで大変だったけど、こんなことやったね。」「あんなことやったね。」などと言えるようにしたいのです。「いつもと違って、楽しかったね。」「コロナウイルスのおかげで、こんなことできちゃったね。」なんて言えたら、最高です。

 そんないつもと違う今年を、よりよい年にするための「カギ」を、校長先生は、学校の中で見つけました。皆さんは、第2校舎の昇降口の階段のところに、常一小の校章の意味が書かれた掲示物があるのを知っていますか?常一小の校章には、3つの意味があります。一つは、みんなの心と体と頭を表す、3つの若葉。もう一つは、1年生から6年生までを表す、6枚の花びら。

 そして「常一」の文字。この文字には、もちろん学校の名前という意味もありますが、そこで問題です。この文字には、もう一つどんな意味があるのでしょうか?この掲示物には書かれています。さあどうでしょう?

 答えは、「常に一番いい自分を出していこう!」です。わかった人は、学校のことをよく知っている人ですね。すばらしい!常一小の「常(とき)」の漢字は、5年生で習いますが、「つね」とも読みます。「いつも」という意味です。だから「『いつも一番』いい自分を出していこう!」となるのです。

 コロナのせいで、どんなに世の中が変わったとしても、皆さんは皆さんです。何の変わりもありません。元気だったり落ち着いていたり、おもしろかったりアイデアマンであったり、優しかったり勇気があったり…。一人ひとりに「よさ」があります。このいつもと違う世の中で、常一小のみんなが「いつも一番いい『よさ』」を発揮していくことが、今年をよりよい年にすることになると、校長先生は信じています。

 先生たちは、計画や準備はします。でも、主役は皆さんです。みんなで一番いい自分を発揮して、最高のノリで、残り半分となった今年を楽しみましょう。最近、委員会や部活で活躍しているリーダーの6年生!頼みましたよ!そして皆さん、頼りになる6年生についていってください。

 「取り戻しの2学期」がうまく進められるよう、お月様が見えたらお願いしてみます。