7月18日(土)雨時々くもり

 学びを止めるな! その3

 2回目の土曜日授業の日を終えて子どもたちは下校し、職員総出で消毒作業を行いました。静寂が訪れた校内には、消毒液の匂いが立ち込めています。

 下の写真は、最近の図書室の様子です。段ボール製の飛沫感染防止の間仕切りが林立している中で、子どもたちは読書をしています。「天気の悪い日はいつでも…」と言いたいところですが、子どもたちが密にならぬよう目を届かせるため、学校図書館司書の先生や他の業務の合間を縫って職員が在室できる時のみ開館するという状況が続いています。

 「読書は心の栄養」と言います。日頃も読書を薦めています。紙と鉛筆、ドリルや参考書でするだけが勉強ではありません。良い本に出会ったり、自分に合ったジャンルの本の世界で遊んだりすることが、より深い学びにつながることは間違いありません。感染拡大が懸念されて「巣ごもり」がちになる昨今、これまで以上に取り組んでほしいと思います。幸いにして本校は、学区の中心に市立図書館の分館があるという好立地です。この地の利の良さを生かさない手はありません。勉強の手を休め、ゲームのコントローラーから手を放し、様々なストレスを感じる前に…、本を手にしてみましょう。

 「with corona」の時代です。学校の図書室利用でもやっているように、読書の前後の手洗いなどは気をつけて…。