5月13日(水)晴れ時々くもり

 昨日の夜や今朝の天気予報で「今日は、『黄砂』にご注意ください。」とお天気キャスターの方々が言っていました。「黄砂」とはなんでしょうか。

 春になると車や建物の屋根に黄色い砂ぼこりが積もることがあります。これは中国大陸の砂漠の砂が偏西風にのって日本まで飛んできたもので、この現象を「黄砂」といいます。この現象は、春の日本の風物詩ともいえるものです。
 しかし、問題もあります。森林を切り開いて土地開発がすすむことで、砂漠のように乾燥した土地が増えます。また、川や湖に黄砂が落ちると、富栄養化してプランクトンが異常発生するなど、自然に大きな影響を与えることに関係しているとも言われています。さらに、砂が車や洗たく物を汚すだけでなく、黄砂に有害な化学物質が含まれていることがあり、病気やアレルギー引き起こしたり、農作物に害を与えたりすることがあります。
 こうしたことから黄砂は今、大きな環境問題のひとつとされています。

   環境省のホームページへ↓

 http://www.env.go.jp/air/kousa/dss_01.html

                      

 黄砂の説明の中に出てくる…

 中国大陸の砂漠とはなんという「砂漠」?

 「偏西風」って何?

 「風物詩」の意味は?

 「富栄養化」って何?

 「有害な化学物質」って何? など、また調べてみたくなることが出てきましたね。