8月24日(月)くもり時々晴れ

 「2学期」が始まりました!

 おそらく松戸市の教育史上初となる8月の「2学期」始業となりました。短い夏休みを終えた子どもたちは、元気に登校してきました。教室では、夏休みの思い出を語ったり、学級目標を決めたり、係を決めたり、席替えしたりと…。学期初めの日常が繰り広げられていました。この日常を守っていきたいですね。

 始業式では、こんな話をしました。

   さあ、今日から2学期が始まります。朝一番に、たくさんの荷物を抱えて元気に登校してきた皆さんに会えてうれしかったです。朝から元気をもらいました。

   1学期は、学校のお休みの期間が長くて、コロナウイルスに心配しながら、勉強をすすめるため、皆さんには、たくさんの我慢をしてもらいました。今日から始まる2学期も、コロナウイルスは心配ですが、楽しい学校生活を少しずつでも取り戻そうと、先生たちはアイデアを出し合っています。それができるようになるためには、皆さんの体も心も健康であることが大切です。そのために、二つの約束を守ってもらいたいと思います。

   一つ目は、当たり前のことを当たり前のようにできるようにするという意味の「凡事徹底」です。ほかのどの人よりもしっかりやるという意味があります。このあと、先生たちからコロナウイルス予防のため等のお話があると思います。そこで聞いた話を忘れず実行して、松戸で一番しっかりできる子どもたちになってください。

   二つ目は、「お互い様」という気持ちをもって、人にやさしい思いやりの気持ちを持つという意味の「相見互い」です。この言葉は、「武士は相見互い」ということわざからきているそうです。「武士」というのは、お侍さんのことです。お侍さんは刀という武器を持っています。このことわざは、この武器で相手を攻撃する前に、お侍さん同士で相手を思いやり、理解しあおうという気持ちを表しています。

   コロナウイルスは、どんなに気を付けていても、いつだれがかかってもおかしくない状況です。そんな危険にさらされているのは、お互い様です。悪いのは、かかった人ではなくて、ウイルスです。それなのに、かかった人を非難したり、変な噂を流したりすることは絶対してはいけません。言葉は、お侍さんの刀以上に人を傷つける武器となります。だから、もしも常一小でコロナウイルス感染が発生したときに、誰かが軽はずみな言葉を口にすると、たくさんの人が傷つくことになります。常一小の皆さんが、そんな卑しい行動をしてほしくないと、先生は心から思っています。

   いつもより1週間早い2学期のスタートです。厳しい暑さで、熱中症や食中毒なども心配です。当たり前のことを当たり前のようにやって、周りの人に思いやりの気持ちを持って生活することが完璧に出来たら素晴らしいことです。常一小の校歌は、とても親しみやすくみんなで歌うのがピッタリな曲だと聞いています。でも、先生や1年生のように今年の4月からこの学校に来た人たちは、まだみんなで歌ったことがありません。2学期は、みんなで歌える機会ができるといいな、と心から思います。

    「凡事徹底」と「相見互い」の二つの約束を守って、いつもと違う2学期を、心から楽しく過ごせるようにしましょう。

 

   業間休みの校庭のWBGT(暑さ指数)の値は「29」、厳重注意でした。無理に外遊びはせずに、希望者だけ外に出ていました。職員も数名校庭に出て様子を見守っていましたが、15分弱元気に走り回る子どもたちもいました。そんな中、校庭の桜の大木が子どもたちを守るがごとくしっかりと日陰を作ってくれていました…。

 

  また、正門付近の第一校舎脇で5年生が育てている稲も成長して、花をつけ少しづつ実もついてきているようです。稲の花って見たことありますか?今見れますよ。