9月1日(火)くもり

 今日は、防災の日です。この日は、大正12年(1923年)に発生した関東大震災にちなんだものです。正午直前(午前11時58分)に発生したため大火災が発生したこともあり、東京を中心に約190万人が被災し、死者・行方不明者10万5000人余り(推定)という大災害でした。

 現代の大人には記憶に新しい東日本大震災からも既に9年がたち、1・2年生は生まれる前、3年生以上でも記憶が曖昧という現在ですが、この日を機会に防災について次のようなことをポイントに、ご家庭でも再確認をしてはいかがでしょう。

①地震発生直後の一次避難の方法(家の中・外で遊んでいる時 等)

②家族の安否確認方法や集合場所

③非常持ち出し用品や防災グッズ

④非常食の家庭内の備蓄状況

⑤家具などの転倒防止状況 等

 先日松戸市教育委員会からのお知らせとして、3年に1度の市内一斉引き取り訓練の中止をお伝えしました。コロナウイルス禍の中にあっても天災は発生する可能性があります。「備えよ常に!」の気持ちを持って、この機会にお家で確認だけでもしてみましょう。

 本校は指定避難場所となっていて、「簡易水洗式仮設トイレ(マンホールトイレ)」も設置されます。

  

 

 給食にも「防災の日メニュー」として「すいとん」が出ました。関東大震災だけでなく太平洋戦争中も食べられた「すいとん」ですが、手軽に調理ができておなかにたまるメニューとして昔から重宝されています。でも、今日の給食のような具だくさんではなかったと想像できます。でも、被害にあった人たちの心も体もほっこりさせる一品であったことでしょう。