1年生の教室に入ると、書写の学習が行われていました。どの子も一生懸命文字を書いています。学習に必要な鉛筆、消しゴム、下敷き。どれも大切ですね。この学級は全員が下敷きを敷いていました。えらいですね。

 下敷きを引く理由は、筆圧の調節が苦手な子どもが文字を書くと、ノートがでこぼこになってしまう恐れがあります。すると次のページに書くときに書きにくくなってしまうのです。それを防止するために下敷きがあります。大人になればいずれ、下敷きは必要なくなることでしょう。でも、特に小学校の時期はとても必要です。大人になると、そういうことを忘れがち。ここはひとつ、子どもの頃を思い出して、下敷きの大切さを話してあげてください。そして、下敷きがないという子は準備をお願いします。