今日は、根木内中英語科の3名の先生が自主的に公開授業を行いました。各学年フォニックスを復習しながら、工夫して単元を進めていました。

 1年生は3人称単数を使い自己紹介動画を作るための対話練習を行いました。Canやdoを使って自分のことを伝えられるようになったでしょうか。タブレットソフトでマイクとイヤホンを使い発音の質を高めていました。評価が数字になり目で見えるのがよかったです。LATへの紹介動画が楽しみです。

 2年生は学校内のユニバーサルデザインについて考えました。ゴールとしては自分たちが必要だと思う学校でのユニバーサルデザインについて校長にプレゼンすることです。プレゼン発表に向けた導入段階がしっかりしているからこそ英語学習が積み重なり、イメージが湧いてきて、教科書の内容理解とプレゼンテーション作成にたどり着けるのだと思います。

 3年生は間接疑問文を使った英会話の学習。2人の対話を脚本家として表現を誇張したり、俳優として実演しアドリブ(台詞)を付け加えたりして、より自然な対話となるように工夫しました。「ト書き」をいれて感情や動作を付け加えたりしていく行程が英文の内容理解につながっていました。

 それぞれどの学年もテンポよく単語練習や対話ができていて勉強になりました。ICT教材やタブレット教材も生かしながらの授業は、構成がよいので難しい内容でも子供たちは良い表情で頑張っていました。

 お忙しい中、市内中学の英語科の先生をはじめ、小学校の先生、教育委員会、校長先生、出版社、教科書会社、大学生など多くの方に見ていただき感謝申し上げます。双方の研修となれば幸いです。

 先週は根木内小学校で本校英語科と根木小教務主任による授業公開を行いました。小中の連携を図っていく中で、英語に限ったことではなく中学校の教員は小学校の授業をしっかり見て系統性を持たせながら英語力の向上や子どもたちの興味を湧き立て主体的に学べるよう支援していく必要があると実感します。

 中学校英語教員向けの小学校参観も視野に入れながら、今後も研修していきますのでぜひ多くの先生方に見ていただけたら幸いです。