今日は千葉交響楽団の方々に来ていただき、音楽鑑賞教室を行いました。プロの方の演奏に聞きほれる素晴らしい時間でした。「カルメン」「アイネクライネナハトムジーク」「運命」と聴きなれた音楽もたくさんあり子供たちも聞き入っていました。楽器紹介でもテレビやCMなどでもおなじみの曲で違いが分かりやすく楽しかったです。また、生徒代表3名が指揮に立ち演奏する楽しいシーンもありあっという間の1時間半でした。最後は「ディズニーメロディー」で情景を思い浮かべて聞けました。生で聞くことで耳や目、そして振動を身体全体で感じ取ることができました。貴重な経験をありがとうございました。

 芸術の秋にこのような体験ができてうれしく思います。過去にはこのような演奏会から興味をもって高校から吹奏楽を始めた子もいます。「芸術は与えるもの」とも普段から感じています。今年、話題となった映画「国宝」も演者の熱演に引き込まれ感銘を受けました。映画をきっかけに歌舞伎に足を運ぶ人も増えているそうです。歌舞伎などの伝統芸能は何かの機会がないと縁のない子供も多いと思います。もちろん相撲やお笑いまでエンターテイメント、スポーツなどなどいろいろなものを与えられた中で自分が興味をもってその世界に飛び込んだり、趣味や推し活、仕事にしていくこともあるのかもしれません。学習も自分の可能性を広げるための要素の一つです。今は子供たちのいろいろな可能性を広げてあげたいものです。