子レース講評
女子駅伝の部は「常勝・常笑」を合言葉に夢の舞台関東駅伝出場を目標として大会に臨みました。1区は1年生ながらエースへと成長した森下さんが、折り返してからの後半素晴らしい走りで駆け抜け、ライバル校に競り勝ち、差を広げて2区へと襷を繋ぎました。2区は3年生の甲谷さんが、昨年の経験を生かしながら冷静にレースを進めましたが、思ったようにペースが上がらず、この区間で順位を上げることができませんでした。3区は絶好調をキープし続けている1年生の橋場さんが、後半猛烈なスパートで2人を抜き、順位を9位から7位へと上げてくれました。ここでもう一度流れを引き寄せ次の区間へと繋がりました。4区はここに来て調子がぐんぐん上がっている2年生の松岡さんが、後半一気にペースアップし区間4位の走りでチーム順位を6位の関東駅伝圏内へ上げ、アンカーに望みを繋ぎました。5区最終区はキャプテンで3年生の富田さん。後ろからきた学校と約4キロによる並走でレースを進め、ラスト勝負に持ち込みましたが、力一歩及ばず……第7位という結果となりました。目標としていた夢舞台を走る権利は獲得できませんでしたが、14年振りの入賞を果たすことができ、形として結果を残すことができました。昨年度から2分28秒のタイムを縮める(1人あたり30秒程度)ことができたのも、練習量に頼らず、動きを見直し、正しい努力をした結果だと思います。部員数が少なく、駅伝メンバーギリギリのところで戦い抜きよく頑張りました。体調不良で補欠にまわった選手も力があり、チーム力を見せつけられたと思います。本当によく頑張りました。この経験を糧にこれからの駅伝大会でも頑張っていきましょう。