5月28日、5年1組が家庭科室で調理実習を行いました。作ったものは「青菜のおひたし」です。初めに家庭科の教科を担当している佐藤先生から子供たちに説明を行いました。5年生ともなるとお手伝いで料理をしたことがある子もいれば、包丁を握ったこともない子もいることでしょう。そこは、同じ班同士助け合いながら進めていけばきっと上手くいくはずです。

     

   

 まずはガスコンロに鍋をセットして火をつけようとするのですが、なかなか火がつきません。子供たちは、つまみを元の位置に戻さないまま、火がなかなかつかないことを不思議がっていました。これは危ない!!と思い、すぐに声をかけてつまみを元の位置に戻させ、つまみを回した後、少し待つことを教えます。古いタイプのガスコンロはすぐにつかないことは現代の子供たちにはなかなか経験できないことですね。

 青菜を水洗いし、茹でる作業はどの子供たちも上手でしたが、茹で上がり具合の判断が難しそうでした。説明は受けているものの、実際にやってみると茹で上がりの判断は難しいものです。子供たちは同じ班の子たちや先生に聞きながら、茹で上がりを判断していました。

 冷水で締めた後、包丁で根元を落とし、一口サイズに切りました。添える手の形を「猫の手」でと教えてくれる友達もいて、言われてすぐは猫の手になるのですが、切っているうちに手が伸びてきてしまう子もいました。今後も調理実習があるので、おうちでも練習できるとよいですね。

 調理も終わり、最後は実食です。子供たちは口々に「おいしい」と言っていました。自分で作った料理を友達と一緒に食べるのはおいしさが何倍にもなりますね。