「いじめ防止」の標語について

松戸市では、各学校において、「ストップ・ザ・いじめ」と題して、

〈子どもの心を耕す標語づくり〉に取り組んでいます。

常三小では、2学期に、児童会を中心に各学級で標語づくりを行い、

代表委員会でお互いに発表しています。そして中から1点を選び、『いじめ防止標語』と

して各学級に掲示しています。今年のクラス代表は、

 

 3年1組 「やさしくね だれでも同じ 親切を」

3年2組 「いじめとは みんなの気持ち きずつける」

3年3組 「いじめなし たのしいクラス つくろうね」

4年1組 「いじめとは 一生きえない 心のきず」

4年2組 「なくそうね いじめゼロまで 常三小」

4年3組 「いじめはね みんなの笑顔 うばいとる」

5年1組 「常三小 笑顔が百の 満員電車」

5年2組 「常三に 笑顔の花を さかせよう」

5年3組 「考えよう 相手の気持ちと 自分の言葉」

6年1組 「いじめ0 笑顔の道を 歩もうよ」

6年2組 「負けないで 1人じゃないよ 大丈夫」

6年3組 「やめようね いじめはりっぱな 犯罪だ」

 

 この中から、5年2組の 「常三に 笑顔の花を さかせよう」 が選ばれました。

学校生活の中で、どんなに気を付けていても残念ながら「いじめ」が起こることがあります。

でも、みんなで「いじめゼロ」を心掛け、「笑顔」あふれる学校にしていきたいです。

 

9月26日、「陸上部壮行会」での話です

今日は、松戸市体育大会に出場する選手の皆さんを励ますために、全校のみんなが集ま

り、元気の良い、心のこもった応援をすることができて、とてもうれしく思います。

選手の皆さんをはじめ、陸上部員の皆さんは、7月の暑い中、8月の夏休み中、そして   

9月に入って、雨の日も風の日も、毎日練習を続けてきました。

私が常三小の陸上部のすばらしいと思うところは、なにごとも「自分たちで進んで実行し

ている」ところです。たとえば、朝登校すると、進んで元気よく挨拶ができます。

自分たちで進んで練習の準備をしています。そして、自分でしっかりと準備運動をして

ランニングをしている人がいます。自分がすべきことを考え、実行している姿は、

全校児童の模範となるすばらしい姿です。

 そして、いよいよ、練習の成果を発揮するときがやってきます。

会場の松戸市運動公園陸上競技場には、市内45の小学校からたくさんの選手が集まて、

それぞれの種目で記録を競い合います。

私が選手の皆さんに、ぜひがんばってほしいことが2つあります。

1つ目は、皆さんに常三小の代表としてふさわしい、しっかりしたマナーと態度で1日す

ごしてほしいということです。

他校の先生や選手にも笑顔であいさつし、礼儀正しく接してほしいと思います。

2つ目は、皆さんが出場するそれぞれの種目で、ぜひ自己ベストの記録を出してほしいと

いうことです。ほかの選手との競争も大事ですが、まず、自分のコンディション、心と体

の調子をベストに整え、悔いの残らない、精いっぱいのパフォーマンスができたら、

とてもすばらしいと思います。皆さんの活躍を期待しています。

 陸上競技は、サッカーやミニバスと違って、一人一人の個人競技が中心です。

リレーはチーム競技ですが、走っているときは一人です。皆さんが自分の記録をこれまで

伸ばしてこられたのは、いっしょにがんばった仲間がいたからだと思います。陸上部で、

いっしょにがんばってきた部員の皆さん、その場に立ってください。皆さんの努力そして

応援の気持ちが選手の皆さんの大きな力になると思います。部員の皆さん全員に大きな拍

手をおくりましょう。部員の皆さん、ありがとう。すわってください。

 最後に、選手の皆さんは、当日までケガなく、体調をくずさないよう注意し、

最高のコンディションで、大会にのぞんでください。みんなで応援しています。

 

第2学期の始業式での話です

みなさん、おはようございます。みんな元気そうですね。

今年の夏休みは、とても暑い日が多かったですが、みなさんは、どうでしたか。

暑い中でも元気よく遊んだり、工夫して過ごしたりした人が多かったと思います。

町会の「盆踊り」でお会いした人もいますね。ていねいなごあいさつ、ありがとう。

夏休み前に心配していた、熱中症や交通事故はありませんでしたか。

常三小のみなさん、そしてこの地域では、特に大きな事故や事件などがなく、

みんなが笑顔で集まれたので、良かったです。安心しました。

でもまだ暑い日が続きそうですし、交通安全に「絶対」はありませんので、

引き続き気をつけていきましょう。

さて、この夏休みに、いろいろなニュースがありました。

私がとても心を痛めたのは大雨による水害で被害に遭われた西日本の皆さんのことです。

暑い中、復旧作業がなかなか進まず、いまだに避難所で生活している方もいるそうです。

また、少しでも困っている人のお手伝いをしようと、たくさんのボランティアさんが来て

くれたそうです。

みなさんは「ボランティア」という言葉を知っていますか。

「ボランティア」って、どんな活動があると思いますか。

「ボランティア」っていうと、被災地に行って現地のお手伝いをすることや、募金活動  

など、何か特別なことのように感じている人もいるかと思います。でも、小さなことで

も、ふだんの生活の中で「自分にできること」で「みんなの役にたつこと」を進んで行え

ば、それは立派なボランティアです。たとえば、そうじの時間に一生懸命に学校をきれい

にしたり、教室やろうかに落ちているごみを進んでひろったりするのもすばらしいことで

す。自分にできることを進んでやろうとする気持ちを「ボランティア精神」といいます。

みんなが「自分にできることを進んでやろう」「何かみんなの役に立つことをしよう」と

考えたら、きっとこの常三小は、もっといい学校になると思います。

2学期は、一番長い学期です。いろいろな行事や活動があります。

みんなで力を合わせて、しっかりと学び、楽しく実りある2学期にしていきましょう。

 

これは、平成29年度の記事です

 

12月22日(金)終業式での話です。

みなさん、おはようございます。

寒くなってきましたが、みなさんは、いつも元気いっぱいですね。

さて、今日は2学期の最後の日、そして明日から冬休みです。楽しみですね。

私の話のあとは、冬休みの生活についてお話がありますので、

どちらもよく聞いてください。

そして、終業式のあと、各学級で「あゆみ」をいただくと思います。

私は、みなさん全員の「あゆみ」を読ませてもらいました。

2学期に、みなさんがとてもよくがんばってきたことが伝わってきました。

特に印象に残ったところを少し紹介します。

1年生では、音楽にあわせて自分たちで振付をつけて踊ることをしたそうです。

とても楽しそうなので、一度見てみたいです。

2年生は、九九でがんばったことがたくさん書かれていました。

とても上手に言えたひとが多かったようです。中でも心に残ったのは、

「はじめはうまく言えなかったけど、何度も何度も「先生聞いてください」と

挑戦しているお友達のことです。

苦手なことは、ついつい、やらないで逃げてしまいたくなります。

でも、失敗を恐れずになんどもやってみることは、すばらしいと思いました。

3年生・4年生は、跳び箱運動のことがたくさん書かれていました。

5年生・6年生は、持久走の練習や記録会のことがたくさん書かれていました。

それぞれ、みんな自分の目標をたてて、努力している様子が、すばらしいと思いました。

2学期も、常三小のみなさんが、友達と仲良く、そして何事にもいっしょうけんめいに

がんばって過ごしてきたことがわかり、とてもうれしかったです。

さて、冬休みに向けて、わたしから、みなさんにがんばってほしいことが1つあります。

なんだと思いますか。

それは、これです。(そうじ用具を見せる)

じつは、昨日、びっくりしたことがありました。

きのう午後、みなさんが帰ったあとに、校長室前の廊下を歩いていて、

2年生の教室の前の流しが、すごいピカピカだったのです。

そういえば、大掃除の時に一生懸命に掃除をしていたことを思い出しました。

また、トイレを使って、またびっくりしました。床から便器から手洗い場まで、

すごくきれいでした。ここは5年生が掃除してくれたそうです。

そのあと、学校の中を回ってみたら、すみずみまできれいになっているところが

たくさんありました。

冬休みには、ぜひ、お家の大掃除を手伝いましょう。

年末に大掃除をする習慣は、平安時代ころにはじまったそうです。

また江戸時代には12月に江戸城の「すすはらい」を行ったそうです。

今でも大きなお寺や神社のすすはらいがテレビで放送されます。

1年間のほこりやよごれをサッパリときれいにして、気持ちのよい新年を迎えましょう。

また大掃除は、家族で協力することの大切さを実感するよい機会です。

ぜひ、みなさんの「そうじ力」をご家族のために発揮してみましょう。

1月の始業式に、みなさんと元気よくお会いできることを、楽しみにしています。

 

9月1日(金)始業式での話です

 みなさん、おはようございます。

今日から、いよいよ2学期が始まります。

長い長いと思っていた夏休みが終わりました。

今日、学校が始まるのが,楽しみだったという人は、どれくらいいますか。

反対に、もっと、休みたかったという人は?

1学期の終わりに「お手伝いをがんばりましょう」という話をしました。

よくがんばったと思う人は? 少しがんばった人は? あまりできなかった人もいるかな。 

これから、でいいので、家でも学校でも進んで働くことができるといいですね。

 

先生達は、皆さんに会えるのを、とっても楽しみにしていました。

今、とても真剣な顔つきで話を聞いている君たちは、もう1学期の君たちとは違いますね。

校長先生が、「ホッ」としているのは、夏休み中に皆さんから交通事故や水の事故などの

連絡が一つもなかったことです。

でも、学期初めは事故や事件が多いそうなので、引き続き気をつけてください。

前にも言いましたが、「気をつけているうちは安全である」ということを忘れないでほしいです。

 

ところで、今日は、皆さんに「漢字クイズ」を出します。少し難しいですよ。

「目」、「耳」、「心」、「十」この4つを組み合わせると、どんな漢字になるでしょうか。

そうです。答えは「聴」ですね。読み方は、「きく」と「ちょう」です。

さて「きく」には、ほかにも「聞く」という漢字があります。

いったい、「聞く」と「聴く」とでは、どう違うのでしょうか。近くの人と話し合ってみましょう。(中略)

では、どんなときに「聴く」を使うのでしょうか。

今年の常三小のめあての一つが「コミュニケーション力を高める」ことです。

人とコミュニケーションをとるときに大事なことは、まず、「相手の話をとよく聴く」ことです。

相手の目を見て、しっかりと聞きましょう。話す人も、きっとうれしくなります。

 

今日は、もう一つ大切な話をします。それは「いじめ」についてです。

常三小は、とてもいい学校です。でも残念ながら「いじめ」は0(ゼロ)ではありません。

1学期にも、いくつかありました。しかし、そのほとんどは、しっかりと解決できています。

どうしてでしょうか。それは、「いじめ」と感じた本人や、それを見ていた周りの友達が、

勇気をもって先生たちに話すことができたからです。先生達は、絶対に「いじめ」を許しません。

また、「いじめ」があるとわかったとときには,全力でその子を守り、解決できるよう努力します。

ですから、もし「いじめ」と感じたら、先生達に話してください。また、友達が「いじめられている」

のを見ているのに,何もしないのは、「いじめている」のと同じ事です。もし友達が困っていたら、

勇気を出して先生に話しましょう。「いじめ」は「いじめられている人」も「いじめている人」も

「周りの人」もみんなを悪い方にもっていきます。クラスも学校もいなやところにしてしまいます。

みんなが「いじめは絶対に許さない」という気持ちをもつことが大切です。

 

2学期は、校外学習やフェスティバルなど,楽しい行事がたくさんあります。

みんなで力を合わせて、成功させ、すばらしい2学期にしていきましょう。