令和6年度 SAKURAメンバーズ 3月
小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生9人のSAKURAメンバーズ です。
この大根は8月に種を蒔いて1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の農家方が作った桜島大根と一緒に給食に登場します。そして、一番大きな桜島大根を1月に鹿児島県で行われる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品します。
一昨年、22kgまで育った桜島大根を送ったのですが、大雪のためコンテストに間に合わず、残念ながら審査対象外となりました。(詳しくは 令和5年度 EDAMAメンバーズ 4月に書いています。)去年は先輩たちの想いも込めて、Cさんの「健」13.64kgを送りました。学校部門では5位という結果でしたが、桜島の地域おこし協力隊の方が選んでくださる特別賞の「地域おこし協力隊賞」をいただくことができました。今年もギネス記録を目指して、新しいSAKURAメンバーズの活動開始です。
3月24日(月)いよいよメンバーズの始まりです。
またまた耕運機で土作りからです。
桜島大根の時には、みんな恐る恐るだった耕運機も、今日は「僕!やります!」とみんな立候補の状態です。
そして、一番にやり始めたKくん、少し持ち上げて前に進めたり下の土まで掘れるように押したり、お~なかなかうまくなってる!
土を入れるのも、説明をするとすぐにやり始めてくれます。本当にみんなすごいなあ・・・。
あ・・Oさん、せっかくふかふかの土にしたから叩いて固めないでね。
それから、紙で入れ物を作りその中に同じ数だけ種を数えて入れました。
担当は、この2人TさんとOさん。「1.2.3.4.5.・・・10」10個ずつ数えて入れてね。「はあい」
「あ~こぼれた!ちょっと拾って!!」
そして何とか、みんなのが出来ました。
種(大豆)蒔き始めました。「先生!食べていいですか?」「ダメです!これは、種用の加工をしているから食べられませんよ」
そして、みんな人差し指で穴を開け、綺麗に蒔きだしました。
あれ?Mくんどうしたの?
「落としたんですよ!!」「え?もしかしてこの下にも?」「はい」
すのこの下にも落ちてしまいました。2人で種を探します。
この姿・・何だか前にも見たような・・・
そうです。Mくんは、桜島大根の種を選ぶのも「僕はファミレスでメニューを決めるのにも10分かかるんです!だからまだ無理です!」とじっくりじ~くり選んでいました。
だから・・世界一桜島大根コンテストの学校部門で優勝したのか!そう思いました。
Mくんじっくり探して蒔いてね。
蒔き始めたら・・・みんなから
「先生!僕の種、51個しかありません。」「え・・俺は54個」
「私は64個」「ええ~!!!」
「だから、種を数える時にちゃんと数えてねって言ったでしょう?」
「数えましたよ!でも風で飛んでいったんです」「はい、はい」ま・・こんなこともあるでしょう。
「じゃあ、多い人はちょっと少ない人に分けてあげて」「はあい」
無事に何とか蒔き終わりました。
後は、双葉を待つだけです。
また始まりますね!頑張りましょう!
3月10日(月)
桜島大根の花がどんどん咲いてきました。(これを教えてくれたのも、Hさんです。本当にいつもありがとう)
そして、茎の所が少しトゲがあることや、下からどんどん蕾が出て来ていることも話してくれました。
こんな感じです。すごい数の蕾が出て来ています。
実は、一つの大根からものすごく(ちょっとお化けみたいにどんどん・・)本当にどんどん大きくなってくるんです。(何回どんどんを書いているのでしょうか!?)
多分一つの大根から何千個もの種が取れるはずです。そのうちどんどんと書いた意味をわかっていただけると思います。
去年はこの種がダンゴムシや鳥にかなり食べられてしまいました。
今年は絶対守ろう!と思っています。今のところは順調です。
これは、Tくんが大切に2本育ててくれた残りの1本です。一度抜いて、種のためにもう一度植え直しました。
さすが生命力いっぱいの桜島大根。何事もなかったかのように花をいっぱい付けてくれています。
ここからが楽しみです!