令和6年度 1月 給食
1月31(金)
給食週間が終わり、今日からまたいつもの給食になりました。
今日は、ご飯 たくあんのじゃこ炒め さばのソース焼き 小松菜のごま和え のっぺい汁 ヨーグルト 牛乳でした。
さばのソース焼きです。
さばにしょう油・ウスターソース・生姜・三温糖・酒で下味を付け、オーブンで焼きました。
さばが好きな人も、苦手だという人も食べやすい料理です。
千切りたくあんに、ちりめんじゃことかつお節・ごまを入れて炒め合わし、醤油だけで味付けます。
ちょっと地味目にのっているふりかけですが、なかなか美味しいんですよ。
里芋が入り、少しとろみのついたのっぺい汁です。
出汁が効いて具沢山で身体も温まります。
シンプルなご飯ですが、純和風の料理は、本当に気持ちが落ち着きます。
明日からはもう2月ですね。3年生はいよいよ最後の月になりますよ。
1月30日(木)
今日は、千葉県のメニューです。
ごまご飯 2年1組Aくんの豚肉の香草パン粉焼き ごまサラダ 焼きねぎのスープ 和梨ゼリー 牛乳でした。
千葉県で豚肉?と思う人がいるかもしれませんが、豚肉は全国で5位に入るんですよ。
今日は、お肉が大好きなAくんが考えてくれた香草パン粉焼きです。
この写真を見てください。
まるでカフェランチのようでしょう?
Aくんが夏休みに作った料理の写真です。
今回は学校で挑戦。お肉の上に、マヨネーズ・粒マスタード・白ワイン・にんにく・粉チーズ・塩・こしょうを混ぜて肉の表面に塗ります。
その上に
パン粉にバジルを入れ、オリーブオイルを入れて軽く混ぜます。パン粉がちょっとしっとりする位です。
そして、その香草パン粉を肉の上に丁寧に少し押さえるように置いていきます。
そして、オーブンで焼きます。
実は、この料理は初めてなので事前に調理師さんたちと同じようにオーブンで焼く練習していました。
180℃で12分焼いてみたら、ソースで周りが焦げやすく、お肉はかなり固い状態になりました。
大量調理で少し温度が下がると豚肉はどうしても固くなってしまいます。
「温度を下げて長めに焼き、固くならないようにしましょう。」と調理師さんたちと話し合っていました。
今日は160℃で15分焼いてみました。少し色白ですが、中心温度はしっかり上がりました。
そして、お皿に盛る時も軟らかいので丁寧に盛り付けてもらいました。
味見の時から「美味しいね」と評判で、給食室中バジルとマヨネーズの良い香りが充満しています。
そして、スープには、千葉県の長葱を焼いて入れることにしました。
オーブンでトロッとするまで焼いてもらいました。
スープの最後にこの焼きねぎが入ります。
この香ばしい香りが焼きねぎの特徴です。でも甘くて本当に美味しい!
そして、和梨のゼリーです。
考えてくれたAくんの2年1組にお代わりを持って行きました。
大人気であっという間に無くなってしまいました。
帰りにAくんに「どうだった?」と聞いてみると、「美味しいです!」「作ったのと同じ感じ?」「はい!」と笑顔。「良かった!」
このソースはお魚にも他のお肉でも合うと思います。
早速、調理師さんが、うちで作ってみよう!って言っていましたよ。
Aくん本当にごちそうさまでした。
今日で、給食週間は終わりました。いかがでしたか?
その地域でとれた産物や、その土地の自然環境から生まれた郷土料理がいっぱいでした。
初めての料理でも「美味しい」と思う物はありませんでしたか?
日本には、まだまだ美味しい、そしてその土地ならではの食文化が沢山あります。
是非、色んな場所に旅行に行った時に新しい味に挑戦し、その土地の歴史も感じて下さいね。
1月29日(水)
今日は、秋田県のメニューです。
稲庭うどん コマイのフリッター 野菜のゴマ煮 白玉の黒蜜きなこ 牛乳でした。
秋田はこの時期本当に寒い地域です。
(秋田県男鹿市にある「なまはげ館」の写真です。私が行った時に撮らせてもらいました。なまはげが家に来るのは大晦日だという事を行って初めて知りました。大晦日にどんなことがあるのかは自分で調べてみてね)
なまはげや雪で作った「かまくら」が有名ですね。
秋田の食文化も、そうした自然環境が大きく影響しています。
いつもは、可愛いハタハタをフリッターにするのですが、今年は、能登の震災の影響で全く獲れないと言われました。
同じ位の大きさの白身の魚「コマイ」を代わりに使ってフリッターにしました。
骨ごと食べられてコマイもとても美味しかったです。
秋田では、もっと大きなハタハタを入れて寒い冬にしょっつる鍋を作ります。お鍋も美味しそうですよね。
稲庭うどんです。普通のうどんよりも平らでツルっとのど越しの良い麺です。
秋田では、つけ麺として食べることが多い稲庭うどんを、今日は熱いつゆで食べる料理にしました。
普通うどんは生地を切って作りますが、稲庭うどんはそうめんのように伸ばして長くします。
具沢山で熱々のうどんが出来上がりましたよ。
黒砂糖と水を入れ火にかけてしばらくトロミが出るまで煮詰めてもらいました。
溶けてすぐの状態に比べて、煮詰めた黒蜜は本当に美味しくなります。
そして、朝からその黒蜜の中に茹でた白玉を浸けておきました。
白玉は、100個以上入っているという袋なので、実際に入っている数がわかりません。
なので、カップの中に4個ずつ入れた後、残ったのでそこからまた一人に1個ずつ足してくれました。
そして、最後にうぐいすきな粉を上にかけて出来上がりです。
野菜のゴマ煮です。軟らかくて味が浸み込んだ大根やごぼうも本当に美味しい!
今日も、給食を食べてほ~っとするそんな時間を過ごしました。
明日は給食週間最終日、私たち千葉県のメニューですよ。楽しみにね!
1月28日(火)
今日は、熊本県のメニューです。
いきなりトースト れんこんの天ぷら 青菜と海藻のサラダ 太平燕(タイピーエン) 牛乳でした。
いきなり団子を知っていますか?
熊本の人ならだれでも知っているお菓子です。
さつま芋の輪切りにあんこをのせ、周りを小麦粉で作った皮で包んで蒸した物です。熱々で食べるのが美味しいお菓子です。
給食では、そこまで作れないので、さつま芋の皮を剥き蒸してつぶし、あんことマーガリンを混ぜてパンの上に塗って180℃10分でオーブンで焼く、いきなりトーストにしました。
このトースト本当に美味しいんです。おうちでも簡単にできますよ。
れんこんです。れんこんは生の長いままで来て、学校で約630人分に皮を剥いて切ってくれました。この作業は本当に大変です。
れんこんに天ぷらの衣を付けて、油で揚げていきます。
時々油の中でくっついてしまった物を一つひとつはがしています。
そして、大きい物小さい物がどうしてもできるので、小さい物は、大きさを見て2個付けにしてくれています。
本当にありがとうございます。
そして、これは太平燕(タイピーエン)春雨やエビ・イカが入ったスープです。
熊本では、お店でもラーメンのようにたっぷり出てきます。ヘルシーな春雨が麺のスープです。
この太平燕、給食でもよく登場し、カップ太平燕も売られていますよ。
みんなも熊本に行く事があったら、ぜひ、いきなり団子と太平燕を食べてみてくださいね。
明日は、秋田県の料理です。
1月27日(月)
今日は、北海道のメニューです。
エスカロップ カリポリサラダ ポテトビーンズスープ 杏仁豆腐 牛乳でした。
根室と言えば、秋刀魚が有名ですが、秋刀魚をとる漁師さんたちが、手早く満腹感が出るための料理として昭和38年ごろから「モンブラン」というお店で考えられたのがエスカロップです。
薄切りのカツを筍入りのバターライスの上にのせ、デミソースをかけた料理です。
このお肉、たった30gだったんです。でも衣を付けるとかなり大きくなります。
なかなか存在感がありますよね。
筍の入った具を作り、最後にバターを入れて香り付けをしました。
ご飯と混ぜるとまたプーンとバターの良い香りがしてきます。
そしてその上にかけるデミソースです。
昨日の鶏飯もそうでしたが、一つの料理を分けて作り一緒に食べるって、一つひとつの味を決めるのがかなり大変です。
ご飯の具の味を決め、カツをその上にのせてまた食べ、ソースは一緒に食べた時に丁度いいように調整します。
チーフと何回も食べて「どうですか?」「もう少し」この繰り返しで調整しました。
出来上がりは、こんな感じです。
根室には、このエスカロップを出すお店が沢山あり、市の観光協会で根室エスカロップマップを出しています。
そして、久しぶりのキャベツのサラダ。味見をしました。やっぱり野菜って美味しいなあ!
思わず、そんな言葉が口から出ました。
揚げたワンタンの皮がのるので、みんなに人気のカリポリサラダです。
そして、ミルク王国北海道です。杏仁豆腐のデザートでした。
エスカロップを食べたことのある人はいたかな?
明日は熊本県のメニューです。
新しい味に会えるかな?
1月24日(金)全国学校給食記念日です。
明治22年に山形県で、貧しい子どもたちのために出された食事が給食の始まりだと言われています。
給食は戦争で一時、止む無く中断されました。
戦争は終わりましたが、食糧難で栄養状態が悪い子どもたちのためにララ(アジア救済公認団体)の支援で給食が再開しました。
それを記念してできたのが給食記念日、そして、それからの1週間を全国学校給食週間と言います。
今でも世界には、戦争や自然環境で食べられない子どもたちが沢山います。
給食週間では、「食べられることは当たり前ではなく、感謝をして食べよう。」と全国の郷土料理や産物を給食で取り入れています。
初日は、SAKURAメンバーズが頑張って作った桜島大根と、桜島の農家さんが作った桜島大根を送ってもらい、鹿児島県メニューを作りました。
今日は、鶏飯(けいはん) 桜島大根と豚肉の煮物 小松菜のえのき和え ぽんかん 牛乳でした。
昨日の放課後、みんなでこの廊下から給食室に運んでくれました。
調理師さんが、大きな大根を小さく切りここまで食べやすくしてくれました。
そして、奄美大島の鶏飯です。
今日は材料も本当に沢山、朝から給食室は大忙しです。
大きな桜島大根は、味が浸みやすくなるように一度下茹でをします。
大きな釜いっぱいです。
そこから他の物と一緒に煮ていきます。
黒砂糖と、赤味噌・酒・しょう油で煮ていきます。
そして、この釜は2つ。つまり大きなお釜2つで煮ています。
蓋をしてコトコト煮ていきます。大根が黒砂糖と赤味噌の色に染まってきましたね。
鶏飯の上にのせる椎茸・そして鶏肉とにんじん 最後に漬物を入れます。
このお漬物は、奄美大島では、パパイヤのお漬物やたくあんを使うのだそうです。
以前いらした調理師さんは、奄美の出身で、「私はべったら漬けが好きなんです。最後にみかんの皮を細かく切ってのせると香りが良くて美味しいんです。」と言われていました。
それぞれのおうちの味で作られているのが鶏飯なんだそうです。
そして、これは鶏飯の上にかける鶏のスープです。しっかり出汁が効いています。
ご飯の上に具材をのせ、スープをかけてお茶漬けのように食べます。
具材が出来上がり、いよいよ盛り付けに入ります。
みんなが一気にこの場所に集まりました。
出来上がりましたよ。(今、小葱が高くて・・・いつもより少ししかなくてごめんなさい)
よくこのままスープとして食べる人がいるので、みんなに「スープはご飯にかけて食べてください」と宣伝しました。
かけるとこうなります。
美味しそうでしょう?
そしてこちらが、あんなに沢山あった桜島大根の煮物です。
1日で・・・食べちゃいました。
軟らかいけど形が崩れず、味が浸みる。桜島大根の特徴です。
柔らかくて、本当に美味しい!
桜島の方々、そしてSAKURAメンバーズのみんな本当に美味しい桜島大根ありがとうございました。
1月23日(木)
今日は、ワカメご飯 厚焼き卵のおろしソース にんじんしりしり 具沢山味噌汁 りんご 牛乳でした。
厚焼き卵を蒸していきます。
熱々の卵焼きを調理師さんたちが並べた後、何かをしていました。
見ると、卵焼き一つ一ひとつの間を空けて、並べ直しています。
出来上がりはこうなります。
実は、冷めてしまうと卵焼きが大きな塊になり、全部くっついてしまうので、、まだあったかい今のうちに2つずつに離してくれているんです。
「いつもこんな事をしてくれていたんですね」ありがとうございます」
思わず、そんな言葉が出ました。
調理師さんたちは、こうして当たり前に一つひとつの作業を丁寧にしてくれています。
これは、沖縄の料理でにんじんしりしりです、しりしりとは、千切りという意味です。
しりしりにすると、人参がびっくりするほど食べられるんです。にんじん1本位軽く食べられますよ。試してみてください。
最後にツナと卵を入れて、かつおぶしを入れて和風の味で仕上げます。この和の出し味が沖縄料理ならではです。美味しい!
わかめご飯と具沢山味噌汁。何だか食べていてホッとする給食でした。
さあ!明日から給食週間が始まります。
初日は、鹿児島県メニューです。もちろん、あの桜島大根が登場しますよ。
楽しみにしていてくださいね。
1月22日(水)
今日は、マーボー丼 ナムル 春雨とたけのこのスープ フルーツワイン 牛乳でした。
マーボのたれを作り、隣の釜でさいの目に切ったお豆腐を茹でていきます。
茹でたら、たれの中にお豆腐を何回かに分けて入れていきます。
このたれは、お豆腐を入れた時にご飯の上にかけて丁度良い味に作っておかないといけません。これが・・なかなか難しいんです。
そして、、最後に長ねぎとニラを加え、片栗粉でご飯の上にのるくらいの固さになったら出来上がりです。
今日は、八丁味噌と赤味噌、そして、コチュジャンで黒っぽい赤に仕上がりました。
美味しそうです。
今日もお休みの人がいて、マーボーが残ってしまったのですが、お代わりを配りに行くとみんな、本当に良く食べる!
沢山食べてくれてありがとう!
1月21日(火)
今日は、こんぶご飯 さばのゆず味噌煮 菜の花和え 豚汁 みかん 牛乳でした。
さばのゆず味噌煮です。約220枚ずつ入れ3釜で作りました。
2つの釜で、できない事はないのですが、下になっているさばが重さでつぶれてしまうので、綺麗に仕上げるために3つに分けて作ってくれています。
さばが煮えて、しばらくはこのたれの中で味を浸みさせます。
そして・・・ただ・・・待ちます。この待ち時間がとっても大切です。
その間に菜の花和えを作り、その後さばと一緒にお皿に盛り付けます。
味の浸みたさばが出来上がりました。
ご飯は塩昆布と菜飯の素、そして、ちりめんとゴマを入れて混ぜました。
おにぎりにして食べても美味しそうでしょう?
そして、昨日収穫した桜島大根は、給食前の廊下にいつものように飾りました。
手前の大きな大根は、Tくんの大根です。約19kg、こんなに大きいのに、Mくんのがもっと大きかったので、コンテストには送れませんでした。ごめんね。Tくん。24日には、みんなの大根が鹿児島県メニューで登場しますよ。
この日、校長室のドアに貼られていた今日の一言です。
本当に、この通りですよね。
食べる時に育てて下さった方や、作って下さった方に感謝をして、「いただきます」そう言える人って素敵ですよね。
1月17日(金)
今日は、カレーうどん 春雨とワカメのサラダ 筑前煮 マーブル蒸しケーキ 牛乳でした。
マーブル蒸しパンの仕込みです。丁度いい固さまで粉を加え、マドレーヌカップに注ぎ分けていきます。
白い生地を1:3に分け、1の方にココアの粉を入れてチョコ生地を作ります。
それを真ん中に落とし、スプーンの柄で大きくののじを書いて模様を作ります。
いつもなら、この模様が綺麗に出るのですが、このココア生地の中にチョコを入れたので、チョコの重さで模様が沈んでしまいました。
いつもなら・・・
こんな感じなんです。次回はどうしようかなあ・・・。でも、チョコが入ると美味しいし。
次回まで調理師さんと検討しようと思います。
カレーうどんの出しです。椎茸・昆布・さば・かたくち鰯の4種類で取っています。
漉すと、綺麗な黄金色になります。
うどんを茹でて盛り付けます。
カレーうどんの出来上がりです。
明日は、新入生保護者会なので、学校がありますよ。
月曜日は代休なんですが、25日がコンテストなので、頑張って育てた桜島大根を抜く日です。
SAKURAメンバーズさん、頑張ろうね!
1月16日(木)
今日は、甘納豆パン 鶏肉とさつま芋とカシューナッツの炒め物 小松菜のアーモンド和え 春雨とたけのこのスープ オレンジでした。
カシューナッツの炒め物に入る唐揚げとさつま芋の素揚げです。
最後に合わせるので揚げ物がどんどん揚がっていきます。
30kgの唐揚げが出来上がりました。思わずパチリ。
唐揚げ好きの人なら、夢のような光景です。
カシューナッツも用意できました。
そこから一気に混ぜ合わせます。
早くに合わせるとせっかく揚げた唐揚げやさつま芋が水分を吸ってしまうので、ギリギリまで待って混ぜてくれました。
ナッツと色んな野菜を一緒に美味しく食べられる人気メニューです。
アーモンド和えです。
保護者の方は、ご存知のように野菜が本当に高騰しています。
給食室で大量の野菜を見ながら、思わず「最近は一番給食で野菜を食べている気がします・・・。」と調理師さんにつぶやいてしまいました。
すると調理師さんも「本当ですね・・・」と・・・一言。
やっぱり、野菜がある食事はホッとします。
早く、野菜の価格が安定しないでしょうか。きっと全国の栄養士さんが切実に思っています!
1月15日(水)
成人の日や千教研で休みやお昼前に帰ったので、久しぶりの給食です。
今日は、ご飯 大豆と小魚のふりかけ ししゃものごまフリッター 小松菜のみぞれ和え 根菜のこまキムチ汁 りんご 牛乳でした。
ししゃものフリッターです。衣はホットケーキミックスとすりごまで味付けは何もしなくてもししゃもの塩味で美味しく食べられます。
油の中に入れると衣がぷっくりと膨らんできます。
これは、大豆のふりかけの大豆のから揚げ、そして、炒ったちりめんじゃこ
そして、かつお節を混ぜて調味料で混ぜ合わせます。いつもは白ごまで作るのですが、今日は、黒いごまで作りました。
黒ゴマはインパクトがあって、味も美味しい!
これは何だかわかりますか?
みぞれ和えのたれ(しょうゆ:みりん 1:1)におろした大根となめこを入れて火にかけ、冷まして冷蔵庫に入れたものです。
大根おろしにしっかりと味を浸みさせてから、茹でた野菜と和えます。
和え物の中で、本当にこのみぞれ和えは先生たちにダントツの人気です。
と思っていたら、子どもたちからも「好きなんです!」という言葉を何人もに言われます。
うちの学校のみんな大人だなあ・・・。そう思ってしまいます。
大量のキムチ汁も今日のこの寒さにぴったりでした。
具沢山の汁物って本当に身体を温めてくれますよね!
1月9日(金)
1月11日が鏡開きなのでお汁粉メニューでした。
焼うどん 小松菜ののり和え れんこんのピリ辛炒め お汁粉 みかん 牛乳でした。
今日、給食室に行くと、このおもちがありました。
これは、性学もち(せいがくもち)と言って、千葉県の郷土の産物です。香取や海匝地方で発達した物です。
江戸時代にもち米が高価で食べられなかったので、うるち米(みんながいつも食べているご飯)を二度蒸して、餅を作ったそうです。
もちは丸めずに、棒状にして切って食べます。当時の農民指導者の大原幽学(ゆうがく)が考えた物を、今でも伝承しています。
小豆から煮たお汁粉に性学もちをバラバラ入れていきます。
おもちとは全く違った音です。
薄いので、すぐに火が通ります。
軟らかいけど、ツルンと食べられるおもちです。
作りながら、このおもちなら、お正月に喉に詰まらせる人はいなくなるんじゃないかな・・・と思いました。
そして、その組み合わせは、焼きうどん。
焼うどんの具です。長ねぎを入れ、そこに桜エビとかつお節が入ります。
ここでまた旨味が増します。
茹でたてを具とすぐに混ぜます。うどんは、混ぜすぎると粘りがでるので、味付けは一回で決めたいんです。
具の味はこれでいきましょう!調理師さんと決め、一気に混ぜ始めます。
出来ました~!味はちょうど良く仕上がりました。良かった!
その他にも、れんこんのピリ辛炒め、小松菜ののり和えも小皿にちょこんとのりました。
今年もみんなのために調理師さんたち頑張っていますよ。
明日は鏡開きです。お供えした神様の鏡もちをいただいて無病息災を願う行事です。
おうちでも鏡開きをしてくださいね。
1月8日(木)
今日は、カリカリ梅ご飯 カリポリサラダ おでん カクテルポンチ 牛乳でした。
おでんです。今日は、和風の出汁と、洋風の出汁の2種類を使って作りました。
具材の昆布を入れると、この昆布からも旨味が出てきます。
じゃが芋も入りここで蓋を閉めて煮ます。
ここから楽になるわ・・・と思いますが・・・
ここからが大変です。
沸騰しないように火の調整をしながら弱火にしたり、少し火を上げたり、ずっと神経を使って作ります。
沸騰してしまうとスープが濁ったり、じゃが芋が煮崩れてしまうのを防ぐためです。
とっても丁寧に作ってくれたので、形も崩れないのに、味が浸みて本当におでんが美味しい!!
身体も温まります。
サラダ作りです。
こんなに小さなお皿ですが、今、野菜がものすごく高くなってきているので、高級な一皿になりました。
残さないでね!
今日もお休みが多いのに、残りが少なくてビックリ。
三年生のみんな、しっかり食べて体調整えてね!
1月7日(水)
新しい年が始まりました。今年もよろしくお願いいたします。
初日のメニューは、鶏肉とひじきのピラフ 海藻サラダ ポトフ 2年3組Oさんのザクザク南中学芋 牛乳でした。
あれ?Oさんのザクザク南中学芋は、この間出たような?
そうなんです。3年生からリクエストがあり、もう一度取り入れることにしました。
今回は前回よりもちょっとせんべいの量を増やしてみました。
スティック状に切ったさつま芋でこんがり揚げ、その周りにたれとゴマ、そしてせんべいをまぶします。
そして、せんべいをバンバン叩いて細かくします。ちょっと大きな塊があってもOKです。
この料理は作った後できるだけ早く食べて欲しい料理です。
せんべいがまだパリパリしている時に食べないとせんべいが水分を吸って固くなってしまいます。
調理師さんたちも2度目なので手際がとっても良い!「先生!白ごまよりも、黒ゴマの方が色味が良くないですか?」そんな意見も出て前回よりももっと美味しく出来上がりました。
そして、こちらはポトフです。
南中のポトフは、野菜を煮込みスープの中に野菜の旨味を出して食べるスープとして作っています。
トマトも入れて、トマトの旨味(グルタミン酸)も引き出して煮込みます。これだけでも本当にお美味しくなります。
そして、じゃが芋・かぶを入れ、最後にかぶの葉を加えます。
野菜の栄養たっぷりで、見ただけで美味しそうです。
ピラフの混ぜ、食器の確認、サラダやデザートの盛り付け・・・
いつもの給食が始まりました。
今年も美味しい給食作りに頑張ります。よろしくお願いいたします。