校長室から4月25日(金)
避難訓練(地震)を実施しました
雨で延期になっていた避難訓練を本日実施しました。今日の目的は、➀避難訓練の必要性を理解する ②避難の仕方を覚える ③避難後の並び方の確認をするの3点でした。1次避難の合い言葉は、「物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない場所を見つけ、しっかりと頭と体を守る」、2次避難の合い言葉は「おさない、はしらない、しゃべらない、もどらない、ていがくねんゆうせん」でした。
東日本大震災のとき、校長の私は特別支援学級の担任をしていました。5時間目の授業をしているときに起きたあの大地震は今でも鮮明に記憶に残っています。泣いている目の前の子供たちの命を守ることしか頭にありませんでした。あの大地震の中でも、訓練通りに机の下にもぐって頭と体を守り、校庭へ避難してくださいという放送を聞いたあと、子供たちを連れて校庭へ避難しました。あの恐怖の中でも子供たちを守ることができたのは、日頃の訓練のおかげとしか言いようがありません。常三小の子供たちにも私の体験を話し、訓練の必要性を伝えました。自分の命を守るため、友達の命を守るため、そして先生達はみんなの命を守るために避難訓練がある。子供たちは真剣に話を聞いてくれました。ありがとう。
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