小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生9人のSAKURAメンバーズ です。
この大根は8月に種を蒔いて1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の桜島大根と一緒に給食に登場します。そして、一番大きな桜島大れる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品します。今年はOさんの「大地」が今までで最高の重さの22.9kgに育ちました。(本当にすごい大きさでした)ただ、大雪でコンテストに間に合わず、本当に残念ながら、審査対象外となってしまいました。(詳しくは 令和5年度 EDAMAメンバーズ 4月に書いています。)今年も新しいメンバー9人になりました。

 

1月31日(水)

今日の給食だよりで紹介しましたが、先週の土曜日に行われた、世界一桜島大根コンテストの結果を桜島の農林事務所の方に教えてもらいました。

    Cさんの桜島大根

大根はコンテストでは、送っているうちに水分が抜けてしまいます。(これは毎年のことです)

14kg→13.65kgになっていました。

学校部門  1位 桜島の黒神小学校  22.5kg

      2位 桜島の桜洲小学校  21.55kg

      3位 屋久島の宮浦小学校 20.7kg

      4位 桜島の東桜島小学校 15.2kg

     ★5位 松戸の小金南中学校 13.65kg

小金南中学校は、第5位の成績でした。

残念ではありますが、今年の天候で20kg越えはさすがです。

でも・・・

桜島の地域おこしをされている、協力隊の方が選ぶ

地域おこし協力隊賞を受賞することができました。(パチパチ)

これは、学校部門だけでなく、全ての桜島大根の中から、育てているストーリー性を評価してくださった賞になります。

桜島の小学校は、児童も減り、優勝した黒神小学校は、今、学校には4年生たった一人しか児童がいません。

行事をするのにも、地域と連携したり、他の学校と協力したりと、松戸とは全く違う学校生活を送っています。

そんな中、桜島を盛り上げようと頑張っている東京から帰って来た方や、地域の方々で作られた

桜島の「地域おこし協力隊」

その方たちが選んでくださったのが、この地域おこし協力隊賞です。

桜島の市場の方からいただいた種を蒔き、その種から桜島大根が出来、そして、またその花から新しい種を取り、そこからまた育てる。

この繰り返しを先輩たちから受け継いできたSAKURAメンバーズです。

Cさんの桜島大根がそれを代表して受賞しましたが、今までの先輩たちみんなで、そして、関わって下さったみんなで受賞した賞だなあと思うと、重さ以上にこの賞をいただけて嬉しい!と思いました。

本当に、SAKURAメンバーズのみんな

そして歴代のSAKURAメンバーズの先輩たち、おめでとう!

1月22日(月)

いよいよ、収穫の日になりました。

コンテストは今週の土曜日、そして、鹿児島県の給食は水曜日24日です。

可愛くて人気だった90リットルのビニール袋に穴を開け、大きなエプロンにして、今年も収穫開始です。

このエプロンは、風を通さず温かくて汚れないのでとっても便利です。

一番大きなIくんでもすっぽり入る大きさです。

 

大根の病気で悩まれ頑張っていたIくんとKくんは先に収穫ができてしまいました。

本当は、大きな大根になるまでこのまま土の中でもう少し育ててあげたかった位です。ごめんね。

 

 

すぐ抜けそうですが、下の主根(太い根っこ)が長く下に伸びていて、抜けそうで抜けない・・・・

みんな土の下まで潜るような状態になって土を分けています。

コンテストに出すので重さも根っこを切ってしまうと軽くなってしまうので・・・切りたくない。

「先生!抜けます!」

と呼ばれてIくんの大根収穫!おー!重そう。

 

 

続々とみんな大根収穫です。重いので先生方に持ち上げてもらわないと収穫できない人もいました。

収穫が出来たら、今度は大きな大根を綺麗に洗わないといけません。

大きな水槽に入れるのも重くて持ち上げるのも大変です。

今日は、高校が決まった先輩SAKURAメンバーズのMさんにも手伝ってもらいました。

 

そして、またまたWさん・Iくん収穫!

そして、洗って拭いた大根の重さと、胴回りの大きさを計りました。

その中で、一番大きかったのは、Cさんの「健」

重さは、

14kg!今年の猛暑であんなに虫に喰われ何回も諦めかけたのに、何とかここまで大きくなってくれました。

無事収穫が終わり、みんなで記念撮影をして学校のみんなにも、明日見てもらえるように廊下に並べて終了になりました。

でも・・・そこからもまだまだ、大変でした。

コンテストに送るためには、大根の葉っぱを上に持ち上げて葉のぎゅっと縛らないといけません。

この仕事をサポートしてくださった方たちがしてくださいました。写真でもわかるようにかなりの力が必要です。

 

そして、出来上がったのが、この綺麗な大根です。

すごい!!!

そして、それからこの大根が入る段ボール作りです。

ひとつのダンボールでは入らないので2つの段ボールを合わせ、縦横高さが180センチ以内になるよう、段ボールを切り形を整えます。

そして大根が割れないように1年間かけて集めたプチプチをガンガン入れて作りました。

ものすごく綺麗でしょう!AさんとSさんが本当に綺麗に作って下さいました。

やっと出来上がり、宅配のお店まで2人で抱えて直行です!

今年こそ!無事に着きますように。

1月15日(月)

いよいよ、収穫の月になりました。

桜島大根もかなり大きくなってきました。

今日は、コンポストで作った肥料と、大根が土から上に出て切ると寒さで凍ってしまうかもしれないので土をかぶせる作業をしました。

大根の大きさを見ようとして土を落としていたら「先生!何やってるんですか!土をかぶせるんでしょう!」と怒られてしまいました。すいません・・・。

 

大きな葉っぱを持ち上げて大根を傷つけない様に、スコップの背で土を持ち上げるようにかぶせていきます。

 

後、1週間で収穫です。

 

      Nくん

 

      Oさん

 

一番大きかったWさん、葉っぱの直径は、なんと183センチでした。

 

      Iくん

 

   ずっと頑張っていたKくん大根、病気からの復活です。

 

     Gくん

 

      Cさん

 

病気の大根から復活のIくん(頑張れ!!)

 

      Iくん

みんなそれぞれの歴史を抱えての成長です。

来週、月曜日は代休ですが、コンテストに間に合わなかった去年の事を思うと、その日しかなく、全員に午前中の集まってもらい収穫することにしました。

最後の収穫頑張りましょう!