小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生9人のSAKURAメンバーズ です。
この大根は8月に種を蒔いて1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の桜島大根と一緒に給食に登場します。そして、一番大きな桜島大れる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品します。今年はOさんの「大地」が今までで最高の重さの22.9kgに育ちました。(本当にすごい大きさでした)ただ、大雪でコンテストに間に合わず、本当に残念ながら、審査対象外となってしまいました。(詳しくは 令和5年度 EDAMAメンバーズ 4月に書いています。)今年も新しいメンバー9人になりました。

 

11月22日(水)

新生「大介」が元気に育っていました。

今日は、またみんなで集まって土を軟らかくすることと、虫のチェックです。

Tさんの大根は沢山虫に喰われていました。

今度はこの虫が山のようにいました。

緑なので葉っぱの裏にいたり、上にのっていたり・・・

なかなかじっくり見ないと見つけられません。

相変わらずKくん、虫取りはお得意!すぐ見つけちゃいます。

今日は、科学部の人たちも手伝ってくれて虫取りのコツも教えてもらいました。

OさんとWさんの見つけ方がわかると、「あ!います!」「ここにも!」と声が上がりだしました。

大根の葉っぱの大きさも、みんなの大きさと比べるとよくわかりますよね。

Iくんの大根は、暖かい日が続いてこれが出来てしまいました。

桜島大根の蕾です。

Iくんは、「花が咲いたら、なんでいけないんですか?」

「花が咲くと、何ができる?」「・・種・・」

「そうそう、種ができるってことは、もう次の世代に・・」と言っている時に

Gくんが「大根が大きくならない!」

「そうよ。もう大根は捨てられてしまうから蕾は必ず見つけたら取ってね」

「はぁい!」

去年も何個も蕾が付きました。

花を咲かせたら、終わってしまいます。しっかりみんな見てね!

ここからは、寒くなるので大きくなってきた大根が凍らないように(凍ると割れてしまいます)土を大根の上までかけておかないといけません。

11月8日(水)

SAKURAメンバーズのH.Pのエラーがあり、読みにくい部分があり申し訳ありませんでした。

8日の出来事も、悲しいお知らせのため、なかなかアップできずにいました。

この日の朝、用務員のSさんから「先生!大変よ!Kくんの大根の元気がない!」

「え~!!本当ですか?すぐ行きます!!」

畑に行ってみると・・・

実は、あんなに頑張っていたKくんの大根が急にこんな風になりました。

あ・・・・・もしかして・・・

去年の事を覚えていますか?

 

葉っぱがいきなり元気がなくなり、葉っぱが腐ったようにスポスポ抜けていったことがありました。

そして、大根の上部も腐ってしまい茶色くなりドロドロになってきます。

軟腐(なんぶ)病です・・・・・。

この病気の恐さは、この大根だけでなく、土を介してどんどん広まっていくところです。

去年、畑の先生に教えていただいたので、本当に残念ではありますが、Kくんの大根はすぐに抜き、土と隣のIくんと、Gくんの大根にダコニールという消毒薬をまいて、何とか被害を最小限にすることにしました。

この日は、みんな試験前で給食を食べたらすぐに下校でした。

Kくんに本当は抜いてもらいたかったのですが、待っている余地もなく、用務員さんと私で抜くことにしました。

やっぱり葉っぱはすぐに抜けて中の大根も軟らかくなっていました。

仕方ない・・・・

Kくんには、予備で育てていた大根をそのまま育ててもらうことにしました。

Kくんの大介!ここから、また頑張ろう!