小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生8人のSAKURAメンバーズ です。

この大根は8月に種を蒔いて1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の桜島大根と一緒に給食に登場しました。そして、一番大きな桜島大根は毎年行われる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品します。今年はOさんの「大地」が今までで最高の重さの22.9kgに育ちました。(本当にすごい大きさでした)ただ、大雪でコンテストに間に合わず、本当に残念ながら、審査対象外となってしまいました。(詳しくは 令和5年度 EDAMAメンバーズ 4月に書いています。)次の大根を育てる夏までの間、雑草畑にならないように、地産地消の食材でもある枝豆を育てることになりました。

 

7月10日(月)

枝豆はもう、パンパンになってきました。3年生は総体もあり、なかなか集まって!と言い難い雰囲気になってきました。

そんな中、やっと声をかけ、今日は収穫です。

 

雑草の中に、枝豆が育ってきていました。

大根と違い、抜くのは本当に簡単です。

片手でポンと抜けていきます。

みんな大根で大変だった想いがあるので

「今日は何時に終わるんですか?抜くの大変ですよね?」と聞かれますが・・・

「すぐ抜けるから大丈夫よ!」   

ポン!!

「本当だ!?」

そんな感じでした。

 

時間がかかったのは、抜いた後の枝豆を取る作業でした。

みんな丁寧に取っていきました。

でも・・・

 

パンパンに膨れ上がっていたので、枝豆が大豆になってしまっているのもありました。

大きいのが「枝豆」乾燥し始めて小さくタンパク質がたっぷりになってきているのが「大豆」です。

色も大豆は茶色に近い色になっています。

「枝豆って大豆なの?」という声が聞こえてきました。

「そうよ、大豆をすりつぶした汁が「豆乳」

豆乳をにがりを加えて固めた物が「豆腐」

豆腐の水分を取り、切って揚げたものが「油あげ」だよ。

「じゃあ湯葉は?」豆乳を温めて上に張った膜が「湯葉」です。

へえ~ へえ~ へえ~

みんな初めて聞いたような顔をしています。何回も聞いたことがあると思いますが、そうかあ・・・と頭に残るには、こんな体験が一番良いのかもしれません。

そして、枝豆が取れた人は、桜島大根の種の収穫です。

今年も山のような種が出来上がりました。

毎年書いているのですが、全部使うことは不可能なので、ぜひ桜島大根の種が必要な方は、南中までご連絡いただき取りに来てもらえますか?

喜んでお分けいたします。(今まで取りに来られた方はいないんです・・)是非!是非!