令和5年度 1月 給食
1月31日(水)
今日、ちりめんじゃがバター丼 アーモンドサラダ 大根と小松菜の味噌汁 焼きりんご 牛乳でした。
朝一番で、焼きりんごのたれにまぶしてくれていました。(はちみつ・砂糖・バター・シナモン・ちょっとラム酒です)
実は、今日2クラス学級閉鎖になり、2個入った焼きりんごも作ってくれていました。
このりんごは皮がなみなみになるまで焼いてくれています。
180℃で約23分でした。
皮がなみなみってこんな感じです。
こうなると本当にアップルパイのような味になります。
じゃが芋は、素揚げをします。
ちりめんは、オーブンで焼いておきます。
ちりめんは結構たっぷり使いました。
にんじんと長ねぎを炒めたところに、最後ちりめん・あじさい葱・揚げじゃが芋・そしてバターを加えます。
彩りも綺麗、先輩が考えた人気の南中メニューです。
何回作ってもバターの香りとちりめん、じゃが芋の組み合わせが最高に美味しい丼ぶりです。
味付けは、しょう油と酒 そして、鰹節だけです。おうちでも是非作ってみてください。
午後から、もう一クラス、学級閉鎖になってしまいました。
明日は約100人も居なくなってしまいます。
寂しいなあ・・・。
1月30日(火)給食週間最終日 千葉県のメニューです。
今日は、黒パン 2年5組Tさんの里芋のグラタン わかめサラダ 豆腐のとろみスープ ネーブル 牛乳でした。
Tさんは、全国2位の里芋を使ってグラタンを考えてくれました。作ったグラタンの写真も貼ってくれていましたが、本当に美味しそうで里芋の食感や他の具材の食感が楽しいグラタンです。と紹介してくれました。
このグラタンには、マカロニが入っているのですが以前、給食でグラタンを作った時に、ものすごく美味しくできていたのですが、600個のグラタンを一気に盛り付けて作ったら、おいている間にマカロニがソースを全部吸ってしまい、焼けた時にはソースが無くなってしまったということがありました。
それを改善し、今回は、マカロニだけを先に盛り付け、その後でソースをかけることにしました。
里芋は、蒸しておきました。
マカロニだけ先に、グラタン皿に盛り付けました。
そして、ここからソース作りです。
ホワイトソースを入れて、とろみが付いたら、最後に蒸した里芋を加えます。
ここから、一気にチーズとパセリをトッピングしていき、そのままオーブンへ・・・
おお~!おいしそう!!
それから、他の料理も仕上げていったのですが・・・
あれ?いつもならもう終わっているはずのグラタンの盛り付けがまだ終わっていない・・・
「今日、終わりそうですか?」と心配になって聞いてみると・・・
「あ・・違うんです。マカロニがふやけちゃうので、前のグラタンが焼きあがるタイミングを見て、また注いでいるんですよ」
「え?そんなことまでしてくれているんですか?」「はい(笑顔)」
嬉しい!・・本当に有難いなあ・・・。
無事に全部焼き上がりました。
レシピが良くて、こんなに丁寧に作っていただいて、美味しくないわけがない!!
そんな気持ちで給食の時間を迎えました。
そんな想いはちゃんとみんなに伝わって「今日のグラタンめっちゃ美味しかった!!」
いつもちょっと残してしまう人が「今日のグラタン本当に美味しいです」と空っぽのグラタン皿を見せてくれたり。
何だかとっても気持ちの良い給食週間終わりでした。
Tさん、本当に里芋のグラタン美味しかったです!ごちそう様でした。
1月29日(月) 給食週間4日目 北海道のメニューです。
今日は、エスカロップ パリパリサラダ ビーンズポテトスープ フルーツ杏仁 牛乳でした。
エスカロップと聞いてもどんな料理だかわからない人が多いと思います。
漁業が盛んな根室のお店で漁師さんのために、手早く、満腹感を満たすことができるメニューとして作られたのが、このエスカロップの始まりと言われています。今では、根室市の観光協会がエスカロップを出しているお店のマップも出している位、根室では有名な料理です。
漁師さんだから、お魚と思うかもしれませんが、ずっと魚を食べている漁師さんだから、お肉!の料理が好まれたのかもしれませんね。
この料理は、筍のバターライスに薄いカツがのり、その上にデミグラスソースがのっています。
給食で薄いカツを作るのは、かなり大変です。
調理師さんが丁寧に衣を付けて、カラっと揚げてくれました。
ご飯は、筍を炒めて、最後にバターで香り付けをします。
出来上がりました。みんな、メニュー名を見て、「エスカップですよね。」「違うよ、エスカロップよ」「先生、今日のエス・・美味しかったです」「ん?エスカロップだよ」と
何回も名前を連呼してしまいました。ちょっと言い難いかもね。
是非、根室に行ったら、本物のエスカロップも食べてみてくださいね。
サラダはワンタンの皮でパリパリの食感がでていましたよ。
杏仁豆腐は軟らかくて喉越しも良く、人気のメニューです。
寒い北海道で、冬は、凍らないように野菜は甘くなりますが、この長い冬を越すための技術があってこその美味しさです。
広大な農地を少人数の農家の方たちで作って大規模に収穫をされています。
同じ農業でも、関東とはまた違う大変さのある地域です。
そんな事を感じながら食べると、自然と感謝の気持ちが芽生えてきますね。
明日は、いよいよ給食週間最終日、千葉県のメニュー2年5組のTさんの料理です。
1月26日(金) 給食週間3日めは秋田県のメニューです。
今日は、今の時期ものすごい寒さと雪に覆われている秋田県のメニューです。
稲庭うどん ハタハタのフリッター 野菜のごま煮 白玉の黒蜜きな粉 牛乳でした。
稲庭うどんというと、ザルで食べる物を想像しますが、温かい稲庭うどんもあるんですよ。
ただ、今日は給食なのでちょっと具沢山にしました。
出汁をいつもよりも濃いめに取り、茹でたちょっと平らなうどんを丼ぶりに盛り付けたら熱々のスープをかけてもらいます。
ツルツルで喉越しの良いうどんです。見ただけでも美味しそうです。
これは、ハタハタです。
いつもはもっと大きなお魚ですが、今日は、小さなハタハタをフリッターにしました。
周りは、ホットケーキミックスを使ったので、ちょっと甘めの衣で、フワフワとして骨まで全部食べられるフリッターでした。
寒い秋田では、ハタハタはしょっつる鍋に使われます。他にも比内鶏を使ったきりたんぽ鍋・だまこ鍋など、鍋料理がものすごく美味しい地域です。
そして、デザートは、白玉に黒蜜をかけた物。
黒砂糖2水1の割合で溶かし、20分位に詰めました。
ちょっととろみを出すとより美味しいシロップになります。
そこに、茹でた白玉を入れて冷蔵庫でシロップを染みさせておきます。
盛り付けです。一人5個ずつ入れたのですが、全員入れるともう少し・・残りました。それで、もう1個、足して入れているところです。
丁寧に仕事をしてくださっている調理師さんに感謝です。
そして、最後に・・・・
うぐいすきな粉をのせていきました。
今日も、心がホッとする料理でした。
受験がすぐの3年生に、気持ちだけでもリフレッシュしてもらえると本当に嬉しいです。
来週月曜日は北海道です。楽しみにしていてね。
1月25日(木) 給食週間2日めは熊本県のメニューです。
今日は、いきなりトースト れんこんの天ぷら 青菜と海藻のサラダ 太平燕(タイピーエン)牛乳でした。
熊本では、誰でも知っている「いきなり団子」(みんな知っていましたか?)
さつま芋をスライスしてその上にあんこをのせて小麦粉の皮でくるんだ後、蒸した物がいきなり団子です。
このいきなり団子の味をトーストでアレンジしたのがいきなりトーストです。
荒くつぶしたさつま芋にあんことちょっとマーガリンを入れてペーストにしました。
それを食パンに塗りました。
さつま芋とあんこのが一緒に食べられて本当に美味しくてちょっと懐かしい味のするトーストです。
そして、熊本と言えば「辛子れんこん」が有名です。れんこんの穴にたっぷり練り辛子を詰めて揚げた物です。。
中学生に辛子は・・・ちょっとなので。
今日は、れんこんを使った天ぷらにしました。
みんなは、れんこんの形を知っていますか?大きい部分と細い部分がつながりどんどん長く伸びて水の中で育っています。
なので、れんこんを30kg頼みましたが、それを630人分に切るために、大きな部分は一人1枚、小さい部分は一人2枚で計算をし、切ってくれました。
これは、かなり大変な作業です。(左が大きいれんこん、右が小さいれんこんです)
出来上がりました。
大変な思いをしてくださっただけあって・・やっぱり美味しい!
そして、「太平燕(タイピーエン)」熊本に伝わるソウルフードです。
元々は、中国の福建省から長崎、熊本に伝わってきたとされていて、具沢山の中華風春雨スープです。
春雨をたっぷり使うので、今日は、7kgの春雨を茹でて、丼ぶりで麺のように食べてもらうことにしました。
海老やイカも入り、最後に春雨を入れて出来上がりです。
本当は、揚げた卵をのせるのですが、今日は、うずら卵を入れました。
ラーメンのようにさっぱり食べられるヘルシー麺料理です。本当に美味しい!
熊本の学校給食では本当によく登場するメニューです。
是非、熊本に行った時には、この難しい漢字、「太平燕」を出しているお店を探して食べてみてくださいね。
1月24日(水)給食記念日 鹿児島県のメニューです
今日は、鹿児島県メニュー
鶏飯(けいはん) 桜島大根と豚肉の煮物 小松菜のごま和え みかん 牛乳でした。
1月24日は給食記念日、そしてそれから、30日までが給食週間です。
給食は、明治22年に山形県で貧しくて食べられない子どもたちのために、お寺でおにぎりと焼き魚が出されたのが給食の始まりだと言われています。
食べることに感謝する週間に出来たらと思っています。
今週は、日本各地の郷土料理と産物を使った料理を取り入れました。
朝、給食室に行くと、大きな桜島大根が水にプカプカ浮いていました。
大きいけれど、水に浮くんですよ。
そして、SAKURAメンバーズが作った大根が・・・
一人ひとり、名前を書いて少しだけ切ってくれていました。
この大根は作ったSAKURAメンバーズに渡して、おうちで作って食べてもらっています。(ちょっと特典です)
打ち合わせの時に、「大根はイチョウ切りに・・」といつも指示書に書いているのですが・・・
調理師さんから、「先生、イチョウ切りは・・無理でしょう???」と言われ・・・確かに、大根が大きすぎる。
「あの、お豆腐みたいに切ってください」「わかりました」
あんまり大きいから・・こんな形にしか切れません。
本当にお豆腐みたいでしょう?
一度下茹でした桜島大根を他の具材と一緒に、黒砂糖と赤味噌で煮ていきます。
黒砂糖です。南国の香りがします。
コトコト煮ると、こんなしっかりした色に・・・でも、黒砂糖と赤味噌なので、色ほど、濃い味ではありません。
その間に、鶏飯(けいはん)に使うシイタケと鶏肉と人参、そして去年までは奈良漬けを使っていたのですが、今年はべったら漬けを使いました。べったら漬けは朝から綺麗な千切りにしてくれていました。
このべったら漬けが、甘過ぎず、丁度いい味で煮過ぎて味を落とさないように、最後に入れてもらいました。
全て出来上がりました。ここからが調理師さんたちのすごいところです。
ご飯をつぎ、卵焼き・椎茸・鶏肉・にんじん・べったら漬けをご飯の上にのせていきます。
早いんですよ!本当に。
そして、鶏飯には、鶏ガラスープを最後にかけて、お茶漬けのように食べます。鶏飯は奄美大島の郷土料理なんですよ。
すごいでしょう?
最後にスープをかけると・・・
こうなります。
奄美大島に行くと、必ず目にするご飯ですよ。
そして、桜島大根は・・・・
おいしそうに出来上がりました。
味は染みているのに、形が崩れないのが、桜島大根の特徴です。
大根も本当に軟らかい!
1年に1度しか食べられないけど、やっぱり美味しい!SAKURAメンバーズさん、美味しかった!の言葉を先生たちや、みんなから何回も聞きましたよ。本当にごちそう様でした。
明日は、熊本県のメニューですよ。楽しみにしていてね。
1月23日(火)
今日は、ポークカレー シーチキンサラダ 青梗菜とベーコンのスープ ナタデココ 牛乳でした。
これは、スープの中に入れる卵です。大きなボールにそのまま割ると、血の付いた卵や殻が入ってしまう可能性があるので、こうして、1個1個別の容器で割ってから混ぜています。
これが、出来上がったスープです。卵が綺麗に入っていますよね。
今日のカレーは、手作りルーを作る時に、香辛料(クミン・ガラムマサラ・ターメリック)と一緒に油で炒めてもらいました。
ただ、作り方だけを変えたのですが、味が・・違うんです。本当に。
深みが増したカレーになりました。
美味しい!
実は、昨日1月22日は、カレーの日でした。
2日続けて食べた人も多かったと・・・2年生の先生から聞きました。
・・・そっか・・・すいません。
そして、桜島にお願いしていたプロの農家の方が作った桜島大根が届きました。
これで64kgです。
明日はいよいよ、桜島大根の日、鹿児島県メニューです。
楽しみにしていてね!
飾っていた桜島大根をSAKURAメンバーズに給食室に運んでもらいました。
1月19日(金)
今日はメキシカンライス さばのソース焼き 海藻サラダ 卵ワンタンスープ みかん 牛乳でした。
これは、メキシカンライスの具の一部です。
右下は、ひよこ豆を茹でた物です。今日は、ご飯の具なので、ちょっと軟らかめに茹でてもらいました。
スパイスが効いた具をターメリックを入れて黄色く炊いたご飯に混ぜて出来上がりです。
さばのソース焼きです。ウスターソース・しょうゆ・しょうが・三温糖・酒で下味を付けてオーブンで焼いた物です。
「これ、ソースで味付けしたの?」といつも言われます。簡単ですごく美味しいのですが、下味がウスターソースだとわからないかもしれません。
海藻サラダと一緒にソース焼きを盛り付けました。
ワンタンの皮を最後に入れた卵ワンタンスープです。
いよいよ、来週から給食週間が始まります。
桜島大根の収穫も月曜日を予定しています。
桜島大根は24日に鹿児島県メニューで登場しますよ!月曜日の収穫、晴れますように。
1月17日(水)
今日は、かき揚げ天丼 きゅうりとワカメの酢の物 キムチ味噌汁 オレンジゼリー 牛乳でした。
最初に小麦粉を全体にまぶします。こうすると、衣が付きやすくなります。
そして、天ぷら衣をその上からかけ、混ぜ合わせます。
そして、形を作り、クッキングシートごと揚げていきます。
揚がってきましたよ。
しょう油・みりん・酒・砂糖で作ったたれをかけて出来上がりです。
大豆・桜海老・海老・玉ねぎ・コーンが入ったこのかき揚げは、ファンの人も多くて、「食べたかった」という声も聞こえてきました。
実は前回のかき揚げの日は・・・3年生の給食がない日!
今日は、私立高校の受験の日、と3年生には、2回も食べられなかった人がいました。
「あ~・・・重なってしまった・・・。ごめんなさい」反省です。
卒業するまでに一度はかき揚げをなんとか入れたいとひそかに思っています。
1月16日(火)
今日は、カレーうどん 小松菜のアーモンド和え 筑前煮 マーブル蒸しパン 牛乳でした。
マーブル蒸しパンの白い生地の1/4に、ココアの粉を入れてチョコ生地を作ります。
マドレーヌカップの中に白い生地を入れて、真ん中にチョコチップ入りのチョコ生地をのせ、スプーンで「の」の字を書きます。
蒸し上がりました!
もっちりフワフワです。一つひとつ模様も違っていますよ。
ちょっと大きめに切った具材をことこと煮た、筑前煮です。
味が染みてくると、色が変わってきます。この季節一番おいしい里芋の定番料理です。
ちょっとピリっとしたカレースープに、最後片栗粉を入れてとろみを付けたカレーうどんです。
今日は、本当に一日中寒かったですね。
給食が始まって、筑前煮やカレーうどんから湯気が出ているのを見るだけで「美味しそう!!」と声が出そうでした。
3年生の私立受験が、明日、明後日行われます。
千葉県の入試もあるため、3年生はちょっと(いえ、かなり)緊張気味でした。
片づけの時、Tさんが、いきなり来て「何か励ましの言葉を言って下さい!」と言われ
「絶対!大丈夫!寝坊しちゃだめだよ。」と声をかけたりしました。
今晩はゆっくり寝て、朝ごはん、しっかり食べて頑張って来てね!
1月15日(月)
今日は、セサミトースト シーチキンサラダ カレーポトフ カクテルポンチ 牛乳でした。
セサミトーストです。練り白ごまとマーガリン、そして砂糖を混ぜてパンに塗りました。
焼き上がりました、表面はカリっと中のパンはフワフワのセサミトーストが出来上がりました。
カレーポトフです。野菜たっぷりで時間をかけて、ことこと煮てもらいました。
トマトもたっぷり入れました。そのトマトと野菜の旨味がギュッと入ったスープが一体化してくると、本当に美味しくなります。
見てください。スープが丸くなりました。もうトマトが見えないでしょう?
スープが同じ色になり、まとまってきました。
待っていると、とっても美味しくなるんです。
このカレーポトフ、給食が始まってすぐに3年生の男子から「カレーポトフだ!うまいですよね!」と声をかけられました。
ファンの人がいるなあ・・と感じました。
沢山の旨味が凝縮されたカレーポトフ。あなたも、おうちで作ってみてね。
1月12日(金)
今日は、きんぴらご飯 2年4組Yくん特性枝豆入りはんぺんお揚げ じゃこサラダ かきたま汁 牛乳でした。
Yくんは、はんぺんとむきエビをよく練って、中にえだ豆を入れたお焼きを考えてくれました。
上には、バターしょう油のソースをかけました。
学校では、はんぺんだけだと、ものすごい量のはんぺんを使わなければいけないので、エビのすり身も使って中に、枝豆・れんこん・ごぼう・にんじん・長ねぎり千葉の野菜も増やして大きなお揚げにしました。今日は、はんぺんだけで150枚使いました。
食感も、シャキシャキのれんこんや、揚げた葱の良い香りも加わっていい感じです。
こんな風にエビが丸ごと入っています。
クッキングシートごと揚げ、自然に離れるまで待ち、1個1個ひっくり返しながら揚げていきます。
揚がった、お揚げの上にに、バターしょう油をかけて出来上がりです。バターしょう油をかけるので、味はちょっと薄味に作りました。
ピカピカして本当に美味しそうです。
食べた教頭先生から「チーズが入っていますか?」「いえ・・バターしょう油をかけたんですが、そう感じますか?」
確かにバターの風味で洋風になっています。
「これ、美味しいですね。すごく!」「そうでしょう!!」
良かった!
Yくんの南中メニューの写真が、とっても美味しそうでした。給食でもYくんに負けないように作ろう!と思っていました。
給食が終わっても「美味しかった!」「エビがごろごろ入っていてびっくりしました」と沢山の「美味しい」をいただきました。
Yくん、本当に美味しかったです!ごちそうさまでした。
1月11日(木)
今日は、鏡開き、年神様にお供えしていた鏡もちをおろし、その鏡もちでお汁粉などをいただき、今年の無病息災を願う日です。
鏡もちは単なるお供えとは違い、神様が宿る物なので、神様の力を分けていただくおもちです。
学校では、この小さいおもちを使い、お汁粉を作りました。
乾燥小豆から煮て、軟らかくなってからお砂糖を加えないと、豆が軟らかくなりません。
砂糖を入れるタイミングが大切です。お塩をちょっと加えて出来上がりです。
下の2つは・・・
桜海老と細かく削ったかつお節です。焼きうどんの具に最後に入れます。
具から出た水分をこの小さい桜海老とかつお節が全部吸ってくれるので、調味料を無駄にせず、全て使うことができます。
麺の味付けは何回も訂正すると、麺がベタっとしてしまうので、できたら一度で決めたい!
今日は、桜海老とかつお節で一気に味が決まりました。
今日は、このお汁粉で神様の力がもらえるかも!と給食の説明に書きました。
3年生は・・・ほとんど残さず食べていました。
もう、受験が始まっているものね。
神様の力もいっぱい、いただいてね!!
1月10日(水)
新年初めての給食でした。
今日は、お祝いご飯 2年6組のNさんのかぶと豚肉の生姜焼き 三色なます お雑煮 オレンジ 牛乳でした。
新年ということでお正月メニューにしてみました。
そして、かぶと豚肉の生姜焼きは、2年6組のNさんの南中メニューでした。
Nさんは、かぶとかぶの葉、そして豚のひき肉で作った生姜焼きを考えてくれました。
2種類だけで作るとなると、かぶだけで100kg位使わないといけないため、Nさんと相談して具の種類を増やさせてもらうことにしました。
ちょっと具沢山です。そして、煮て味を染みさせないといけない物ばかりなので、ひき肉は、別に炒め、あげておくことに、かぶはスチームコンベクションオーブンで一度蒸し焼きにし、火が通ったらオーブンで焼くことにしました。
ひき肉に豚の生姜焼き用の下味を付け、大きなお釜にドーンと置きました。
普通ここでパラパラになるまで炒めたくなるところです。調理師さんも混ぜようとしました。
「ちょっと待ってください!!このまま、ちょっとほっといてください」「はあ・・」
大きなハンバーグを焼いている感じです。
しばらくして、「もういいですか?」「うーん・・まだ」この繰り返しを何回か・・・
ちょっとひっくり返すと裏にちょっと焦げた部分が見えました。
「すいません、焼き過ぎました」「いえ、このままでいいんです。またちょっと待ってくださいね」「は・・い」
そしてしばらくして、ボソボソ切るように砕いてもらいました。大きい部分や小さい部分、ひき肉なのに、固まって焼けています。
こんな感じです。そして、味は生姜焼き!調理師さんも「先生!これお肉だけでもおいしいですね!」「ほんとですね」
そして、かぶは・・・
蒸した後、ちょっと油をかけてもう一度焼きました。
美味しそうじゃないですか?味見をしてみました。「あま~い」「美味しい!」
かぶ本来の美味しさが満載です!本当に美味しい。
煮物のような他の具は、味を染みさせて、汁気を全部切ってもらいました。
この後、もう一度油をかけて炒めに入ります。
まずはちょっとボリュームの出たひき肉生姜焼きを入れて混ぜます。
かぶが軟らかいので、「これをつぶさないように混ぜるって大変ですけど・・後は、チーフの腕に任せますね!」というと「え~!!」と言っていたチーフですが、香ばしく焼いたかぶをつぶれないようにかぶの葉と一緒に本当に上手に混ぜてくれました。(拍手!!)
そして、出来上がりました。
見た目は、煮物ですが、食べるとちゃんと(不思議な位)生姜焼きなんですよ。
美味しい!!
紅白の白玉と祝いの文字んお入ったお雑煮。
昔は、小豆ではなくお米で色を付けたお赤飯でした。(ちょっと量が多くて、赤くなり過ぎました。すいません。)
Nさんの生姜焼きは、とっても評判が良く、「どうだった?」と同じクラスのWくんとSさんに聞くと「今日の!うまかったですよ!」「美味しかった!」
「それNさんに伝えた?」「あ・・まだです・・」「じゃあクラスに帰ったらすぐに伝えてあげてね!」「わかりました!」
具沢山にしてしまって、Nさんのイメージとちょっと違ってしまったと思うけど、ちゃんと生姜焼き、そして本当に美味しかったです!
Nさん!ごちそうさまでした。
給食後、新しいコンポストを片付け担当の1年生のIさんとNさんが混ぜてくれました。
ありがとう。