令和5年度 EDAMAメンバーズ 4月
小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生8人のSAKURAメンバーズ です。
この大根は8月に種を蒔いて1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の桜島大根と一緒に給食に登場しました。そして、一番大きな桜島大根は毎年行われる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品をし、去年は3位との差が150g・4位との差が50gで5位となりました。次の大根を育てる夏までの間、雑草畑にならないように、地産地消の食材でもある枝豆を育てることになりました。
卒業した先輩の命名で4月からは、EDAMA(エダマ)メンバーズとして活動しています。
少し遡りますが、前年度の世界一桜島大根コンテストの結果をまだH.Pではお知らせしていませんでした。
20230501-205256.PDF [ 1910 KB PDFファイル]
この学校部門の結果に小金南中の物はありません。
参考値という数字の22.4kgという数字がそうでした。
実は、南中から送り出した大きな桜島大根は、1月のあの全国的な大雪のため交通網が止まり、コンテストのその当日の夕方に農林事務所に届きました。
大根の重さを計ってもらえたのは、翌週の月曜日のことでした。
その結果が参考値です。
本当に、優勝したの大根の重さとほんの100gの差でした。
自然災害なので、仕方がないことですが・・本当に心が折れてしまいました。
しばらくSAKURAメンバーズのみんなにもなかなか伝えられなくなり・・・
桜島からこの結果がきたタイミングで本当に・・・やっと伝えることができました。
本当に辛い時間でした。
先読みが足りませんでした。ごめんさい。
みんなと話し合い、やっと次の枝豆に進む気持ちになれました。
4月20日(木)
双葉から本葉が出てきてちょっと枝豆らしい、ひげが出てきました。
この日は、OさんとMさんが水やりをしてくれていました。
Oさん、いつも楽しそうだ!
桜島大根の種も大きくなってきました。いつも何千個も種ができます。
今年は、理科のA先生から「種の勉強に桜島大根の種を190個もらってもいいですか?」と聞かれ
「どうぞ!どうぞ!みんなの勉強に役立つなんて嬉しいです。」と答えました。
種が固くならない、青いうちがいいそうです。
4月13日(木)
3月に休んで種を蒔けなかった、OさんMさんが種を蒔きました。
一緒に来ていたMさんも水やりに参加。
早く大きく育ってもらわないとね。
4月10日(月)明日は入学式です
3月に蒔いた種からやっと双葉が出てきました。
3日で芽が出る桜島大根とは違い、枝豆は2週間位かかってやっと芽を出します。
3月28日(火)枝豆の種を蒔きました
耕した土をもう一度、柔らかくして、平に均(なら)しました。
さすがにこんな作業はみんな得意です。何も説明しなくても上手にやってくれます。
一人に38粒位渡しました。
「これ、食べられんないんですか?」毎年、この言葉を聞きます。
そう、枝豆の種は大豆だからです。
「食べちゃいけません。今から蒔きます」
まず、スズランテープを当てて、まっすぐな線を引きます。
そうしたら、間隔をあけて指で穴を空けていきます。
「あんまり深いと土の中で死んでしまうので、指の第一関節位まであけてね。」と話しました。
綺麗に置いていきます。
次に見ると、間隔が狭くなっています。「どうしたの?」「種が余りました」とOさん。
結局その間にもう一粒ずつ足すて蒔いていました。
その後で蒔いたSさん、今度は手で間隔を計っています。
男子も綺麗に蒔けました。後は、大根の時のように双葉が出てくるのを待つだけです。
みんなお疲れ様でした。
3月20日(月)
桜島大根のお花が満開です。本当に可愛い花が咲きます。
今日は、枝豆用に土を耕すことにしました。
久しぶりの耕運機。私が何回かエンジンをかけようとしても出来ず、Yくんが「僕がやります」と変わって何回も何回もかけてくれていました。
かからない・・・。
こんなにかからなかったっけ・・・。
はあ・・・とため息をついていると、そこにMさんがやってきて「先生!これじゃないんですか?」
とカチッとボタンを回しました。
あ~・・・・確かに・・・これです。
停止になっていました。Yくんと顔を見合わせ・・Mさん早く言ってよ!でした。
かかってしまえば、もうみんな慣れています。ガンガン土を耕していきます。
そして、今日は、いつも手伝って下さるKさんのご紹介で、土壌医の先生に来ていただき、南中の土の健康度を見ていただきました。
そして、土のお話しもしていただきました。
みんな真剣です。
その中でも一番真剣に一人残って聞いていたのは、さっきスイッチを入れてくれたMさん。
土壌医の先生も本当に熱心ですね。と感心されていましたよ。