小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生9人のSAKURAメンバーズ です。

この大根は1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の小学生が「総合的な学習の時間」で育てた桜島大根と一緒に給食に登場します。そして、一番大きな桜島大根は毎年行われる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品しますよ。今年は、Kくんが育てた桜島大根が準優勝になりました。

 

 

7月28日(水)

令和3年のSAKURAメンバーが決まりました。

今日は、初めての活動日です。

雑草を抜き、新しい土や肥料を入れて畑の土作りをしました。

去年と同じように、暑い!!本当に暑い日になりました。

最初は、はえている雑草を抜きます。枝豆を育てていたので、去年よりは丈も低い。

「根っこから取ってね。雑草は強いからどんどんはえてくるからね」

「はぁい」

この頃はまだ余裕のメンバーでした。

この日は、3年生の先輩SAKURAメンバーズ4人(Aくん・Mくん・Yくん・Oさん)がヘルプで来てくれました。

色んな場面で、ここはね、こうするんだよ。と、アドバイスもくれました。

2年生も「先輩どうするんですか?」といい雰囲気です。

ふと見ると、3年生のYくんがお手伝いをしてくださるKさんと真剣に話をしています。

Kさんは、この活動に賛同してくださり、今年からボランティアで是非お手伝いをさせていただきたいと、ご自分の畑のお世話をした後に来られて、この畑作りをしてくださっています。

そんな畑の先生Kさんに、Yくんが聞いていたのは「畑の野菜にどんな肥料をまいているんですか?」という事でした。

Yくん、SAKURAメンバーは卒業したけど、自分でも何か作るつもりなのかな?

ちょっと嬉しくなりました。

 

(左の写真)Gくんの撒いているのは、新しい土です。均等に畑に撒くのは、ちょっとこつが必 要です。

最初は、まとまって落としてしまっていた土ですが、だんだんとうまくなり薄く撒けるようになりました。

(右の写真)は土・消毒用の苦土石灰・肥料の馬糞等を入れて大きなスコップで均等に土を混ぜているところです。

この足でスコップを上から踏んでいるUさん、無理な力を使わない方法で上手に土を耕しています。

聞いてみると、おばあちゃんが農家の方だと・・・。納得です。

 

このあたりから、みんなの顔が赤くなってきました。

「暑い!!」確かにみんな汗びっしょりです。

ここで登場したのが、この耕運機。

毎年お世話になっているK先生に一気にドドドドと耕してもらいました。

 

小さいながらも、下のほうまで耕せる優れ物です。

何回か、耕運機で土を混ぜた後、上の土を平らにします。

みんな熱々ですが、よく頑張っています。

でも、これで終わりではありません。

これから、約1ヶ月このまま置いておくので、雑草がはえないように黒いビニールをかぶせておかないといけません。

太陽の光を遮る事が目的です。

 

ビニールが飛んでしまうので、ペグでサイドを止めました。

でも、ビニールの継ぎ目が風でひらひら浮き上がります。

ボランティアのKさんから、「土をその上にのせて重しにしたらどうでしょう」

「そうですね」

 

みんなで継ぎ目に土をのせました。

ふと見ると、いつも一生懸命なM先輩が、大きな泥団子をいくつも作っています。

「先生、こうすると絶対飛びませんよ!」

 

「あ~!本当だね」Mくんらしい。

なかなかいいアイディアだったので、取り入れてみました。

こうして、熱々の作業が終わりました。

本当に暑い中、みんなお疲れ様でした。

3年生の先輩たちも本当にありがとう。

今年も、去年の先輩たちに負けない大きな大根を作りましょうね!