連日の猛烈な暑さと湿度によりWGBT(熱中症指数)が「運動に関する指針」で「運動中止」となっている指数を超えていることから、延期に延期を重ねてきたブロック大会。当初予定では予備日として設けていない日も新たに3校の予定を調整して何とか行おうとしてきましたが、気象庁の予報及び会場校の数日にわたる1時間ごとの計測値がどうしてもクリアできず、3校で協議のもと「児童の安全を最優先」し、やむなく中止とした今年度のブロック大会でした。子供たちが「大会に向けて」目標に練習をしてきたことも重々わかっているだけに、本当に本当に心苦し限りです。せめて、校内で試合を組むことで締めくくりとし、本日6時間目終了後、「引退試合」を行いました。

   

 サッカー部もミニバスケットボール部も、子供たちのこれまで練習してきた姿が表れている素晴らしい姿でした。引退試合ということで、部活動を指導してきた職員以外にもたくさんの先生たちが出て試合を行いました。子供も先生たちも本気で必死にゲームをする姿で、校庭も体育館も大盛り上がりでした。引退試合後には、部員から部活動を今まで指導してきた先生方にお礼の言葉もありました。

   

 これまで、サッカー部もミニバスケットボール部も、運動会練習が始まった頃から1か月半以上、朝早くからの朝練習や放課後練習を本当によく頑張ってきました。お家の方にもたくさん支えていただきました。部活動のよいところは、学年を越えて仲間と共に練習し、チームとして皆で練習を積み重ねられるところです。チームで戦うことにより、それぞれ個々の技量を高めるだけでなく仲間とのつながりや連帯感、相手を尊重し、フェアプレーを心がけ、最後までやり抜く気持ちをもつことなど、たくさんのことを学んだことと思います。また、運動をする以前の挨拶や準備・後片付けなどもしっかりと行い「人としての成長」を促す要素もあります。

 球技の部活動はこれで一旦の区切りとして終了しますが、2学期以降は陸上部の活動も始まります。是非、またチャレンジし、練習に励み、それぞれの成長を願っています。