令和6年度10月の献立
10月1日(火) 焼きそばパン ボイルウインナー スーミータン ひよこ豆&かえり煮干し 牛乳
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焼きそばパンは、パンの切れ目に上手に焼きそばを挟んだり、お好みでウインナーを挟んだり、とても楽しそうに食べていました。給食では、食べることに興味を持ち、食べたい気持ちを大切に食育をすすめたいと考えています。焼きそばにはキャベツやピーマン、たけのこ、しいたけなど9種類の食品を使いました。他の料理では野菜やきのこは苦手だけど焼きそばなら食べられる!といった食体験も大切にし、これからにつなげていきます。 |
10月2日(水) じゃこ混ぜピラフ カリポリサラダ 根菜のトマト煮 パインゼリー 牛乳 |
昨日はイワシの煮干し、本日はちりめんじゃこを使用しました。煮干しもちりめんじゃこもイワシの稚魚で、成長過程や加工によって呼び方が変わります。煮干しやちりめんじゃこは骨ごと食べることができる小魚類です。小魚の骨を食べることで、カルシウムをたくさんとることができます。コーンや赤いパプリカなどをバターで炒め、さらにちりめんじゃこを混ぜたご飯は、とてもよく食べていました。カルシウムたっぷり料理を是非ご参考にしてください! |
10月3日(木) ご飯 海苔のじゃこふりかけ 生揚げの中華煮 春雨スープ オレンジ 牛乳 |
給食で使用頻度の高い、生揚げについて給食時間のお便りに書きました。①生揚げの原料は何か。②生揚げを食べるとどのような良いことがあるか。①では、栗小の栗、大豆、かまぼこをつくる魚、の3択クイズを出しました。低学年では見た目から、かまぼこ?と答えた子もいましたが、食べてみて豆腐に似ているから「大豆」との答えが出てきました。②については、豆腐を揚げて作られているので、料理の味を食材が含みやすく、美味しく食べることができます。また、大豆の栄養素である、鉄分やカルシウムなど不足しがちな成分を摂ることができます。是非ご家庭でも使ってみてください。 |
10月4日(金) わかめご飯 カリカリがんも 青菜のソテー みそ汁 菊花みかん 牛乳 |
カリカリがんもは給食室の手作りです。豆腐をメインにひじきやにんじんなどをコーンフレークをまぶして揚げました。外はカリカリ中はふわふわの出来上がりで、給食時間には、GOODサインで笑顔の子がたくさん居ました。菊花みかんは、みかんを横半分に切り、菊の花に見立てた切り方です。甘い!酸っぱい!など言いながら食べていました。半分に切っているため、1年生では皮のむき方がわからない子がいました。次回は上手な皮のむき方を伝えます。 |
10月7日(月) バターライス キーマカレー ポテトのごまサラダ りんご 牛乳 |
カレーの本場インドでは、ひき肉をつかったカレーをキーマカレーと言います。給食では豚肉のひき肉、にんじん、ピーマン、トマト、ひよこ豆、レンズ豆などを使って彩りよいキーマカレーに、バターを入れて炊いたバターライスを合わせました。ひよこ豆は、よく見るとひよこのくちばしのような突起があり、レンズ豆は横から見るとメガネなどのレンズの形によく似ています。どちらも芋に似た食感でどんな料理にも合わせやすい豆です。 |
10月8日(火) 胚芽パン おから入りコロッケ コールスローサラダ キャロットポタージュ 牛乳 |
コロッケは給食室の手作りです。北海道産のじゃがいもをメインに、豚肉・にんじん・たまねぎ・枝豆を使いました。おからは、主に食物繊維が多く摂れます。給食は大量調理なので、おから(粉末)は炒めた野菜類の水分を吸い、コロッケの固さ調節にもなります。栗っ子と先生全部で480個!心を込めて作ったコロッケは大人気です!パンにはさんだり、そのまま食べたり、最後まで残して楽しんだり、色々な食べ方がありました。 |
10月9日(水) ご飯 鮭の西京焼き 里芋と鶏肉の煮もの かきたま汁 グレープフルーツ 牛乳
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「和食の日」給食室では朝から出汁の良い香りが広がっていました。給食の出汁は主にかつお節を使っていますが、かきたま汁やすまし汁、けんちん汁など味噌を使わない場合は、昆布も使い混合出汁にしています。かつお節と昆布は相乗効果で1+1=2以上のうま味を出します。給食の時間も栗っ子達の笑顔が相乗効果になり、より美味しくなるよう給食を届けたいと思います。校長より「里芋は今からが旬です。他の芋とは違うねっとりとした感じが私は大好きです。今日の里芋も味が良くしみていて、おいしかったです。」 |
10月10日(木) きしめん ちくわの磯部揚げ ブロッコリーソテー ゆかりおにぎり 菊花みかん 牛乳 |
きしめんの出汁も昨日同様、かつお節と昆布でとりました。きしめんは平たい麺なので、うまみをたっぷり吸い、高学年ではおかわりの行列ができていました。 菊花みかんは、皮の間に親指を入れて、皮をひっくり返すようにむいて食べることを伝えました。みかんの皮で帽子を作ったかのように、きれいにむいている子がたくさんいて、最高の笑顔で見せてくれました。食事の所作一つひとつも栗っ子達の自信につながっています。 |
10月11日(金) ご飯 たくあんふりかけ さんまの塩焼き おろし和え 豚汁 牛乳 |
今日の秋刀魚(さんま)は、北海道産です。「秋」の字がはいる秋が旬の魚の代表格です。最近秋刀魚の漁獲量が減り、魚体が小さくなってきています。給食でも以前は太めの秋刀魚を半分に切ったものを提供していましたが、今日は細めの秋刀魚1尾の提供になりました。(低学年は太めのものを半分にしたもの。)塩焼きにした秋刀魚の骨を上手にはずし笑顔で食べている子がたくさんいました。一方、骨付きが苦手と、なかなか箸が進まない子もいました。食べたい!と思えるような提供方法の工夫を凝らし、栗っ子達の食経験を増やしていきたいと思います。ご家庭でも時には骨付きの魚に挑戦してみていただけると嬉しいです。 |
10月15日(火) ご飯 赤魚の照り焼き 野菜のごま和え カレー肉じゃが オレンジ 牛乳
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新米が進む日です。いつもの肉じゃがにカレー粉を入れたカレー肉じゃがは、ほんのりカレー風味。そのままでも美味しく、ご飯と合わせるともっとおいしくなる肉じゃがです。赤魚は、見た目もきれいな魚です。生姜醤油に漬け込んでから焼いていますので、魚が苦手さんも美味しい!と食べていました。校長「学校の野菜のゴマ和えが大好きです。塩味が程よく、食べ疲れないおいしさなのです。野菜のうまみもよく出ています。秘訣を聞いたことがあるのですが、たくさん作るからおいしくなる。と言われました。それでは太刀打ちできませんね。」 |
10月16日(水) ビビンバ丼 わかめスープ ポップビーンズ 牛乳 |
ビビンバは韓国料理。日本では石焼ビビンバが有名ですね。ビビンバは、混ぜご飯の意味です。韓国ではよーく混ぜてから食べるそうです。給食のビビンバは、焼き肉味で炒めた肉入りご飯の上に、卵とナムルを教室で乗せました。肉のうま味と卵の風味、ナムルのさっぱり感が合わさり、美味しかったよ。全部食べたよ。もっと食べたかったけど時間がなかった。などの感想が聞けました。今日の5時間目は「栗っ子ラリー」。クイズの全問正解に向けて、兄弟学年で力を合わせて頑張っていました。 |
10月17日(木) けんちんうどん ししゃもの天ぷら 海藻サラダ 油揚げのお稲荷さん はちみつレモンゼリー 牛乳 |
「おはなし給食」10月27日から11月9日の読書週間前後に、本にでてくる料理を給食で味わい、食材や食文化、料理に関心を持つとともに、本に親しむことを目的として実施します。初回は「お化けのおもてなし」日本中のお化けたちが、美味しい食材を持ち寄り、おもてなし料理を楽しむお話です。給食では、出汁香るけんちんうどん、天ぷら、油揚げのお稲荷さんの3つの料理を本に合わせて作りました。妖怪に詳しい栗っ子もいて、楽しそうに食べていました。 |
10月18日(金) ご飯 きんぴら揚げ ツナとひじきのサラダ 京風団子汁 オレンジ 牛乳
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ご飯を味わって食べ日です。ごはんは、口の中でかんでいると甘みがでてきます。唾液に含まれる酵素が、ご飯の炭水化物(でんぷん)を消化分解して、麦芽糖に変えるためです。わたしたちの口は、唾液を出すことで、口の中がなめらかになり味覚の感度を上げることにつながります。栗っ子達も、日ごろからよく噛んで味わう習慣がつくとよいですね。きんぴら揚げは、たらのすり身、ごぼう、にんじんを合わせた手作りのさつま揚げです。表面に出たごぼうが熱で凝縮され、少し焦げてパリパリになり甘くなっていました。 |
10月21日(月) ご飯 鶏肉のから揚げ 大豆の煮もの みそ汁 グレープフルーツ 牛乳 |
和食の日です。今日の給食では、大豆の煮ものを箸でつまんで食べるチャレンジをしました。煮物にはさつま揚げやこんにゃく、人参なども入れたので、周りに調味液や若干の油がつき、低学年には、なかなか難しいチャレンジでした。箸の持ち方ももちろんですが、背中を伸ばして食べると指先に力が入るので、椅子の寄りかかって食べている子に「背中を離して、食器を持って」と声をかけるだけで上手につかめる子もいました。今後も継続して、お箸の使い方や姿勢について伝えていきたいと思います。 |
10月22日(火) ごまみそラーメン わかさぎのフリッター ナムル 菜飯おにぎり 菊花みかん 牛乳 |
ごま味噌ラーメンは大人気でした。ごまは香りがよく、食欲を増進させる働きがあります。また、ごまの香りで味を濃く感じるため、塩分を減らしてもおいしくいただくことができます。学校給食を提供する際の食塩相当量の基準値は4年生で2.0g未満、小学生が1日にとる目標量が6.0g。学校給食では素材の味を活かし、将来、生活習慣病を予防するためにも減塩を心がけて給食を提供しています。ご家庭でも味付けの際、「塩をあとひとふり」と思ったとき、ごまやかんきつ類で香りをつけたり、少量の醤油で香りをつけてみてください。 |
10月23日(水) 栗ご飯 五目つくね のりあえ けんちん汁 オレンジ 牛乳 |
栗小のシンボル、旬の栗が給食に登場しました。給食の見本を各階の配膳室に置いていますが、栗ご飯を見て「やったー」「全部食べるよ」など嬉しい声がたくさんありました。栗ご飯は生の栗とうるち米、もち米、少量の酒を入れて炊きました。栗ご飯を食べながら、低学年の子から栗小でとれたの?と聞かれました。栗小の栗は中庭にありますが、とても給食の量には足りないので、今日は茨城県龍ヶ崎産の栗を使いました。
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10月24日(木) シナモントースト クリームシチュー ブロッコリーサラダ りんご 牛乳 |
栗小のクリームシチューは、ルウを作るところからはじまります。ルウは小麦粉と油、バターをじっくりと20分くらい弱火で炒め合わせて作ります。最初は粉と油分がパサパサした状態ですが、徐々にトロトロ状態になり、シチューの仕上げに入れて風味と固さを出します。給食時間には、シナモントーストもクリームシチューもサラダもりんごもとてもよく食べていました。 |
10月25日(金) ご飯 鯖の葱味噌焼き なめたけ和え みそ汁 柿 牛乳
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おはなし給食の日です。「さるかに」から「柿」を出しました。カニが大切に育てた柿が食べ頃になったころ、サルが奪ってしまい・・・。柿が熟して食べ頃になるのはちょうど今頃です。熟した柿はビタミンCやビタミンAがたっぷりあり、風邪をひきにくくする力があります。食べ頃の柿を奪われたカニはどんなに悔しかったことでしょう。栗小では、全員に柿が行き渡るよう480人分皮をむき、切りました。食べなれない子もいましたが、甘い!と笑顔の子もたくさんいました。 |
10月28日(月) マーボー丼 白菜のスープ 大学芋 牛乳 |
さつまいもが旬です。秋は栗や芋類がおいしくなります。今日はさつまいもを素揚げにしてから甘辛いたれを絡める大学芋を出しました。大学芋の名の由来は、東京大学前でこの料理を売っていたところ大人気になり、大学前で売っている芋の料理⇒大学芋と呼ばれるようになったという説があります。栗っ子達は、大学までいけるかな?などと話しながら楽しそうに食べていました。 |
10月29日(火) スパゲティンミートソース ポテトスープ ぐりとぐらのカステラ 牛乳
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おはなし給食の日。「ぐりとぐら」から「ぐりとぐらのカステラ」を出しました。この絵本は知っている子が多く、森の中でみつけた大きな卵や大きなフライパンなどを想像しながら食べている子がたくさんいました。出来上がったカステラを森の仲間たちと分け合って食べるように、栗小の大きな釜で混ぜたカステラを全員分分けて焼き、食べる楽しさを味わって欲しいと思いました。 |
10月30日(水) ご飯 手作り餃子 ぷりぷり中華炒め 春雨スープ みかん 牛乳 |
給食の餃子の皮は、家庭用よりひとまわり大きく(直径12㎝)厚みもあります。一枚一枚に具を詰めて、ひだをつけて包み、揚げます。まわりがカリカリになり、栗っ子達は大喜びでした。中に味をつけたのでご飯との相性も抜群で、ご飯と餃子を順番に食べたよ。と教えてくれる子もいました。日本では焼き餃子が多いですが、本場の中国では、皮から手作りし、蒸して食べることが多いそうです。 |
10月31日(木) バーガーパン 白身魚フライ パンプキンサラダ ミネストローネスープ オレンジ 牛乳
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旬のかぼちゃを使ってパンプキンサラダにしました。かぼちゃはサラダに入れるまで次の工程を経ています。まずよく洗う。①丸ごと蒸して包丁の刃が入る固さにする ②食べやすい大きさに切る ③蒸し器を使って加熱する ④冷蔵庫で子どもたちに配り直前まで冷やす カボチャや芋類は、じっくり加熱することで甘みを強く感じるようになるので蒸し調理は最適です。栗っ子達は、「あまーい」と目を細めて食べていました。 |