今年度から全校で算数科の授業研究を行っています。今日は、4、5時間目に研究授業を行い、その後、授業についての研究協議を行います。4時間目の授業は2年生。「新しい計算を考えよう」の学習…いわゆる「かけ算」の最初の学習です。全部の数を手際よく数える方法を考えます。

 

 遊園地にある乗り物や自転車など、「同じ人数」でいくつかの数にのっている全ての人数を数えます。「2人ずつ」、「3人ずつ」といろいろなパターンで図や絵、式を使って考えていました。

   

 授業最後のまとめやノートに書かれた一人一人の振り返りを読むと、同じ数ずつのものが「いくつ分」あるかを考えるには、かけ算がとても便利であることに気付いたことがわかりました。 

 5時間目は4年生の授業です。4年生は「垂直、平行と四角形」の学習の中で、四角形の特徴について考える授業です。

 三角定規を使って、垂直、平行の確かめ方を確認した後、いろいろな形の四角形の仲間分けを行っていきます。 

 

 各自が仲間分けをした後、グループで分け方や分け方の視点について話し合い、まとめます。

 

 最後に分け方を全体で発表し、似たような考え方や同じ考え方、違いやその理由を全体で確認しました。四角形が平行の組数によって大きく分けると「平行四辺形」と「台形」、それ以外の四角形に分けられることを学びました。

 

 2、4年生の授業研究が終わった後は職員全体で講師の先生による指導を受けて全体協議会を行いました。今年度の研究テーマにある「考えをもち、表現できる子の育成」について、職員一同、授業改善に努めてまいります。