なかよし学級では5時間目に道徳の授業をしていました。今日の学習のテーマは「嫌だ」と思うときにどうするかです。

 

 なかなか「嫌である」ことを伝えることは難しいのですが、「いや」であることを伝えることは大切です。小金小なかよしの子供たちが素晴らしいのは、伝えるだけでなく「理由を言う」ことや、今回は誘われたときに嫌である場合という設定でしたので「自分がよいときを伝える」というものも出てきました。子供の成長段階の中で、段々自分の気持ちに蓋をしてしまったり、それによって辛い思いをしたりしてしまうこともあります。相手の気持ちを思いつつ、やはり自分の気持ちを伝えることは大切です。

 自分だったらどうするかを発表したり、ホワイトボードに書いたりして一人一人よく考えていました。

 一方、1年生の教室では音楽をしていました。「やまびこ ごっこ」という教材を使って、互いの声を聞き合いながら呼びかけ合って歌う学習です。

 リーダーとして声を出す役を担任の先生から指名された子が声を発します。やまびことして返してくれるのはクラスの子供たち。言葉だけでなく、声の大きさや高さ、振りを付けるリーダー役の子もいましたので、やまびこのクラスの皆もその振りを真似します。 

 

 旋律を意識する学習ではありますが、よく聞いていないと「やまびこ」役はできません。しっかりと集中して「音」を聞き、楽しそうに真似をすることができた1年生でした。