5/27(火) 校長室から㊸ 花こがね
5年生が、昨年度4年時から続けてきた「花こがね」。地域の方にたくさんのお力をいただき、花を育て、駅周辺を美しい花で彩ってきました。5年生は、今年になっても、クラス交代で駅まで花に水やりをしに出かけて育ててきました。今日は、花がそろそろ終わりそうなので、駅まで出かけてプランターの撤収。
まずは園庭で学年集合し、活動の確認を行いました。学年で半分に分かれ、駅に行ってプランターを運び、その後の片付けを行うのは5年1、2組。3、4組は学校に待機して、次の「総合的な学習」のための土づくりを行います。長年、お世話になってきた地域の方にお話をいただいてから活動開始しました。
駅に着くと、もう一度集合し、細かに作業確認がされました。私も駅までついて行き、子供たちの様子を見ていると、高齢のご夫婦の方が「こんなに素敵できれいなお花を世話してくれて、いつもありがとうございます。駅がとても綺麗で和みます。」と声をかけてくださいました。子供たちの活動が自らの学習としてだけでなく、地域の方にも伝わっていることが感じられ、とても嬉しく思いました。
片付けをするプランターには、子供たちからのメッセージも立てられています。皆さんも駅を利用する際にご覧いただけたかと思います。
花の状態を確認しつつ、二人組になって流れ作業でプランターをトラックへ運び込みます。このトラックも、地域の方が出してくださっています。子供たちは地域の方と1年間一緒に活動をしてきているので、お名前を呼びながら細かな指示を仰ぎ、力仕事も頑張っていました。
この後、トラック2台が学校へ向かい、5年3、4組が待つ学校へ到着。まだ、綺麗に咲いている花と枯れてしまっている花とを選別して、しばらくは校内で育て、皆で美しい花を愛でる機会とします。
地域の方のご協力のもとで行ってきた「花こがね」も高齢化と人手の関係で、今回のプランター撤収作業で一旦終了となります。それでもずっと続けてきた
「花こがね」の歴史とそれを受けて活動してきた子供たちの願いにより、規模は小さくしてでも何とか続ける方法を、今、模索・調整しているところです。