千葉県新人駅伝大会

2月12日千葉県中学校新人駅伝大会が柏の葉総合公園陸上競技場特設コースで行われました。

全国的なオミクロン株の急激な感染拡大により松戸市駅伝大会が中止となり、本校は1月17日~大会1週間前の2月7日まで3週間もの間、部活動が停止となっていました。その中でも選手たちは目標を見失わず一生懸命に今できる努力を積み重ね今大会で輝くために頑張っていました。その成果が女子準優勝、男子19位という素晴らしい結果に繋がり、選手たちの頑張りに感動しました。
女子の部では、1区渡辺さんが千葉県の有力選手にたちと競り合いながらレースを進めました。後半はさすがにチームでの練習ができていなかった部分や練習量の部分が出てしまい少し遅れてしまいましたが最低限の走りで2区に繋ぎました。2区は県駅伝で11人抜きをした堀さんです。今大会も果敢に攻める走りで3人を抜き順位を4位へと上げました。続く3区岩永さんは冷静に前を追いながら勝負所で一気に仕掛け、36秒あった差を逆転し1位に順位を上げ、更に8秒の差をつけて襷リレーをしました。このタイムは区間新記録となり区間賞も獲得しました。4区は米田さん。秋は初めての怪我に苦しみ辛い思いをしてきました。その悔しさをぶつけるレースとして臨みました。この区間で後ろとの差を開かなきゃいけないというのがプレッシャーになってしまったのか、逆に差を詰められてしまい逆転を許してしまいました。ここの1秒がこれからの課題となるでしょう。最終区は松島さん。本番にとても強い選手です。これまでどんな状態でも自分の力をしっかりと出し、結果へと繋げてきました。ライバル校と1秒差でタスキを貰うと並走を続けましたが最後は引き離されてしまいましたが、本当によく頑張りました。
優勝という目標は達成出来ませんでしたが、部活動として活動できない中でも知恵を出し合いながら努力し、自分たちの手で掴み取った準優勝はとても価値があり立派です。女子チームは本当に仲がよく、一人一人が自立した素晴らしいチームです。ここに今回味わった悔しさがプラスされ秋には更に強くなって帰ってくることでしょう。これからの成長に期待しています。
また、今大会のエントリーメンバーだけでなくチーム全員で練習できる日が1日でも早くくることを祈ってます。

「たまたま成しえた成功はいらない、欲しいのは失敗してしまった原因」