男子駅伝講評

男子駅伝では、部長の波多野くんが市内駅伝の借りを返す力走で素晴らしい流れを作ってくれました。マークしていたライバル校に先着し、先頭とも5秒差の6位と120点の走りでした。トラックシーズンは800mで全国を目指しましたが、0.1秒の戦いで全国を逃してしまい悔しさも味わいました。その時に「駅伝で全国を狙おう」と約束し本当に夢を叶えてくれました。これまで本当に努力し、チームをまとめてきてくれた選手です。ありがとう。
2区は1500mで全国に出場した和久井くん。6位で貰った襷を見事1位で持って返ってきてくれました。駅伝で1番大切なのは流れを作ること。その流れを加速させる素晴らしい走りは圧巻でした。2区を走った65チームの中で最高タイムの区間賞を獲得しました。夏の全国大会が終わってから1ヶ月程怪我に苦しみ全く走ることが出来ませんでした。そんな中でも出来ることを一生懸命に取り組み、完全復活を遂げました。まだ復帰して1ヶ月程度なので関東全国までにはもう一回り強くなった和久井くんが見れると思います。波多野くんと共にチームを支えてくれた頼れるエース。本当にありがとう。
3区は800mで県大会9位の実績を持つ本谷くん。トップで貰った襷を持ち前のスピードを生かし前半からガンガン攻めた走りで他校を引き離しにかかりました。
後半は少し疲れてしまったものの、市内駅伝より30秒程タイムを縮め後半区間に優勝を託しました。
4区は3000m9分02秒の自己ベストタイムを持つ河田くん。3位で貰った襷をすぐさまトップに戻し、更には後続を引き離す走りで優勝大きく手繰り寄せる走りでした。和久井くんとともに見事区間賞も獲得。出場選手中1番の素晴らしい走りでした。彼の能力は未知数です。まだまだ強くなると思います。関東、全国でも名を轟かせることになると思います。
5区は1年生の頃から波多野くん和久井くんと共に努力をしてきた日下くん。3年生になってからはサッカーと両立しながら練習を積み重ねてきました。1位で襷をもらうと序盤はライバル校の動きをみながらゆっくりと入り、並走する形で競技場へ、ラストは狙っていたプラン通りラストスパートで3秒差をつけてトップで襷渡しました。
6区はバスケ部主将の川越くん。松戸市選抜の主将も務めるバスケ界のホープです。常盤平中バスケ部は千葉県でもトップを争うチームで千葉県3位になっています。川越くんは1位で襷をもらうと、冷静にそして熱い闘志を燃やしながら1度も前を譲ることなく競技場まで戻ってきました。最後は1度並ばれましたが持ち前のガッツで振り切り、見事両手をあげて優勝のゴールテープを切りました。市内駅伝から40秒もタイムを縮め、ベストタイムを一気に更新しました。保護者、顧問、選手全員で泣きながら喜びを爆発させたのは一生忘れないと思います。本当にありがとう。

このような素晴らしい結果で夢を掴めたのも、日頃からサポートして頂いている保護者の皆さま、いつも温かく指導してくださっている先生方、応援してくださっている地域の方々、共に切磋琢磨してきた松戸市内の中学生、顧問の先生方、ここまでの歴史を築きあげてきてくれた歴代の先輩方、そして最高の仲間たちのおかげです。チームの合言葉「俺たちは強い」を見事体現してくれました。次なる目標に向かってまた頑張ります。応援宜しくお願いいたします。