男子駅伝講評

男子駅伝では、千葉県駅伝で区間賞(全体トップ)の走りをみせた河田くんが最長区間の1区で素晴らしい走りをしました。スタートの号砲とともに先頭を走り続け、関東の強豪選手たちを牽引しました。ラスト1キロ辺りからライバル選手とのデットヒートとなりましたが粘りの走りで1位と3秒差の3位で素晴らしい流れを作りました。2区は市内駅伝、千葉県駅伝と1区を任されてきた波多野くんが3位でもらった襷を1位に押し上げ、いい流れを更に加速してくれました。特にラスト300mの切り替えは見事でした。全体のトップのタイム(区間賞新記録)で快走し、区間賞も獲得しました。本当におめでとうございます。全国駅伝での走りのも期待大です。3区は千葉県駅伝に続き本谷くん。関東駅伝でもトップで襷を受け取り、攻めの走りをしました。2位に順位を落としてしまいましたが、好タイムでの力走と先頭と3秒差の好位置をキープしてくれました。自己ベストを更新する最高の走りでした。4区は千葉県駅伝区間賞の和久井くん。この区間で勝負を決めるぞ!という気持ちのこもった走りで先頭を奪い返し、更に差を広げてくれました。本人はラストもう少し上げることができたと、反省を述べていましたが、安定した走りでもう一度チームに流れを引き寄せました。都道府県駅伝選考会と連戦になりましたが、しっかり走りました。5区はここに来て一気に調子を上げてきた賀曽利くん。野球部のキャプテンを務め、夏の総体は常盤平中野球部のエースとして関東大会に出場しました。野球と駅伝の二刀流。本当にここまでの努力は素晴らしいものがありました。その力を存分に発揮し、関東という舞台を楽しみながら走れたのではないかと思います。6区は千葉県駅伝に続き川越くん。県駅伝ではとてつもないプレッシャーのかかる中、素晴らしい走りで全国への切符を手にしてくれたので、関東駅伝は楽をさせてあげよう。と思っていましたが、仲間からの信頼が厚くアンカーは川越くんしかいない。と2大会連続でのアンカーを引き受けてくれました。最後の最後まで前を譲らない素晴らしい走りに感動しました。最後は先着されてしまいましたが、本当によく頑張りました。千葉県から全国大会に出場できるのは常盤平中のみです。この激戦区千葉県を制したことを自信に全国の舞台でも精一杯頑張ってもらいたいです。

今大会も、このような素晴らしいで終えることができたのも日頃から支えてくださっている保護者の皆さま、いつも応援し背中を押してくれる先生方、全国駅伝出場が決まってからたくさんのお祝いをしてくださった松戸市内の顧問の先生方のおかげです。本当にありがとうございます。

最大の目標は2週間後に行われる全国中学駅伝です。
滋賀の地でも最高の走りができるよう松戸市代表、千葉県代表としての誇りを胸に、笑顔を忘れることなく頑張ります。応援宜しくお願いいたします。