女子駅伝講評

 

 

 

女子の部では、ロードレースの部から１年生が素晴らしい走りを見せてくれ、駅伝の部に出場する上級生に大きな刺激を与えてくれました。スタートから先頭集団を積極的に走り続け、ラストの競技場に入ってからの３００ｍで一気に他校の選手を引き離す走りで優勝した木村さん。最後まで食らいついた折戸さんが１・２フィニッシュでゴールしました。その後ろに１０位入賞をした平野さん。と全員が入賞を果たしました。入学してからこれまで着実に力をつけてきました。春の記録会では他校の１年生の強さに圧倒されることもありましたが、今では市内ナンバー１・２の選手へと成長しました。その裏には強い先輩たちとともに努力する姿がいつも見られた結果だと思います。強い常盤平の伝統を引き継ぐにふさわしい活躍でした。おめでとうございます。

駅伝の部では、１区岩永さんが、スタートして先頭集団を形成しましたが、１ｋを過ぎたあたりでペースが遅いと判断し集団を抜け出し単独トップでレースを進めました。ラスト１００ｍで後続から上げてきた選手にかわされてしまいましたが、良い流れを作って２区の渡辺さんへと襷リレーをしました。渡辺さんは襷をもらうとすぐに先頭の選手を抜き去り、引き離しトップへ、落ち着きながらも良いペースで走れましたが、中盤から後半にかけて若干ペースダウンしてしまったのが反省点と話していました。ここの粘りを県駅伝までに修正していきたいです。３区以降は単独でのレースとなりました。３区米田さんは前半を抑えて走った影響か、そのままペースを上げることができず、駅伝の難しさを知ったレースとなりました。練習では７分２０秒を切る走りができているので、期待したいです。４区を走った松島さんは素晴らしい走りをしました。１Ｋまで予定通りの良いペースでレースを進めるときつくなったところで仲間の事を思い出し、応援を力に頑張れたといっていました。ここでの粘りが好記録ㇸと繋がったと思います。５区堀さんは終始落ち着いて走り続け２位以降に２分以上の差をつけて優勝のゴールテープを切りました。初めての３ｋでしたが、思ったよりもあっという間だった、走っていて楽しかったです。と最高のコメントを残してくれました。大会前直前に学級閉鎖や、怪我してしまった選手がいたことで、メンバーには入れなかった選手も数名いました。その選手たちがここから１か月、本気で努力し、走ることができれば夢の舞台へチャレンジできる可能性が一気に高くなります。頑張りましょう。

このチームは本当に仲が良く、切磋琢磨しあえるチーム。１１月６日の大会が今から待ち遠しいです。更なる高みを目指して「夢の実現」