小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生8人のSAKURAメンバーズ です。

この大根は8月に種を蒔いて1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の桜島大根と一緒に給食に登場しました。そして、一番大きな桜島大根は毎年行われる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品をし、去年は3位との差が150g・4位との差が50gで5位となりました。今年も、ギネス目指して桜島大根を育てることにします。 

 

12月14(水)

 

      Yくん              Mさん

 

      Kくん              Oさん 

 

      Mさん             Hくん 

 

      Oさん              Oさん

      Sさん

 

今から葉っぱの養分を取り入れて大根が土の中で大きくなるので、今日は、土を柔らかくするために新しい土を加えました。

スコップを使って土を柔らかくしてね。と伝えると、Mさんが黙々と始めました。土の上にスコップを挿し、その上に両足をのせしっかり土をほぐしていました。

いつもMさんは黙々と頑張ってくれています。

 

みんなも自分たちの大根を最後の1ヶ月で大きくなるように頑張って土をほぐしています。

 

Oさんの消毒していた大根ですが・・・「先生、葉っぱの下の方がぬるぬるしてます・・・」

本当だ・・・。

葉っぱが、ポロポロ取れてきます・・。

「どうする?Oさん」「抜いた方がいいですか?」

「うん・・その方がいいかもしれない・・」

「わかりました・・・」

 

小さいけど、大きい大根・・・なかなか抜けません。

やっと抜けました。なかなか立派に育っていました。

Oの希望で包丁で切って中を見たい。と・・・

切ってみました。

 

表面は綺麗そうに見えた大根ですが、やっぱり、中は病気にやられていました。

「やっぱり抜いた方が良かったね・・仕方ない」「はい・・」

また土の消毒をし、新しい大根で頑張ることにしました。

みんなの大根も色んなことを乗り越えて、ここまで来ました。

何とか、1月の収穫まで元気でいて欲しいです。

12月9日(金)

この日もOさんは、消毒を念入りにしていました。

元気な葉っぱのままなんですが・・・心配です。

 12月7日(水)

 

新しい畑に移したOさんとSさんの桜島大根、葉っぱはちょっと元気ありません。

でも、それは移して根っこが傷ついてしまったからなので、仕方が無いことです。

真ん中を見ると

 

元気!大丈夫!

12月6日(火)

 

Oさん、葉っぱは落としても、元気な大根に抜くかどうか決めかねています。

確かに、そうだよね・・・。

 

話し合って、今の大根はそのままで、間引きの大根を他の畑に保険の大根を移すことにしました。

昨日と同じように大きく穴を空け、そこに土ごと大根を移しました。

Oさん一生懸命です。

そして、結果が・・・

ここからだ!頑張るぞ!

12月5日(月)

あれから、Oさんの大根は、今のところ大丈夫。

今日も消毒をして様子を見ることにしました。

切った葉っぱは何だかパイナップルのようになっています。

 

Sさんは、畑の消毒も終わったので、間引きをした大根をこちらに移すことにしました。

まず、畑に大きな穴を空けます。

そこに、間引きをした大根を土ごと大きく掘り直し、そのまま移します。

そのまま・・これが一番難しいところです。慎重に大きなスコップごと動かします。

Yくんと、Oさんも来て一緒に手伝ってくれました。

このまま大きくなってくれるといいなあ。

一度、葉っぱは移したあと元気が無くなるのですが、今回はどうかなあ・・・間引きの畑では隣の大根と離れていないので、やっぱりこちらの畑に移さないと・・大きくはならないかなあ。

根っこのダメージとどちらが大きいか。

明日からの成長を待ちましょうSさん。

12月2日(金)

一生懸命に治療をし、あれから元気を取り戻していたMさんの大根。

今日集まり、みんなと作業をしようとしたら・・・

元気がない・・・

良く見てみると

 

葉の元が溶けています。軟腐病が・・・やっぱり治っていませんでした。

そして、その隣のOさんの大根は元気ですが、一つ離れたSさんの大根が、元気がありません。

Sさんの大根も多分、かかってしまいました。

言いたくないけど・・・「Mさん、抜こう」・・・

「え・・・」「うん、ここで抜いたほうがいい」「先生、25℃以下になったら軟腐病にはかからないんじゃないですか」

そっか・・Mさん、ちゃんと調べていたんだね・・

「ただ、昼と夜の寒暖差もあるから、かからないとは今の時期は言えないかもしれないね・・」

色々な葛藤がありましたがMさんは抜くことにしました。

 

「先生大根は食べられますか」

「いや・・食べられないよ。病気にかかったしね」

葉っぱの上を持つと、スポンと葉っぱが取れてしまいました。「くさ~い」

中が文字の通り腐っていました。

Mさん本当にごめんね。

真ん中の畑のOさんの大根も元気がありません。

どうする?

Sさんと真ん中の畑のOさんに、病気なら早めに抜いた方がいいかもしれないと話しました。

もちろん突然の話で2人とも困惑。

答えられない。

でも、Sさんの大根を見ると・・・

白い大根に黒っぽい地図のような形が見えています。

普通は真っ白な大根なのに・・おかしいよね・・。

Sさん、しばらく考えて・・・・

「抜きます」「大丈夫」

「はい・・・・」

 

もう、立派に桜島大根の形になっていました。

本当だったら、記念撮影をしたいところですが、病気の大根は触らない方がいいと言われたのでこのままの状態の撮影になりました。

「先生、中を割ってもいいですか?」「いいよ」

割ってみたら、やっぱりだめになっていました。

抜いて正解でしたが、気持ちは晴れません。

結局、3個あった畑に1個の大根になってしまいました。

そこから土の消毒をして土をほぐし、しばらく畑を使うのを待つことにしました。

 

もう一人心配なOさんの大根。

Oさんは、消毒をして、月曜まで待つことにしました。

日曜日も学校に来て消毒をします!と宣言しました。

そして、もう一人のOさんが「私も消毒来ていいよ。」とみんなで助け合って頑張っている姿は、衝撃的なことがあった中でも、嬉しい出来事でした。

そんな真剣な女子たちを見て、今日は男子も黙々といつも以上に頑張っていました。

 

本当に自然って難しいですね。

また一緒に頑張ろう!!