お久しぶりです。皆さん、元気ですか。まだ始業式の日に一度しか会っていないので、早くまた皆さんの顔を見てお話したいなと思っています。
 なかなか外出できず窮屈だとは思いますが、何かが失われたときは、同時に何かが生まれるときだとも思うのです。私は、外出できない休日の時間をまるまる読書の時間に充ててみました。こんなに家に籠っている期間が長いことはもうそうそうないだろうと思ったので、1日中ひたすら本を読んでいました。
 その中で、個人的に「背中を押してくれる1冊」と思うものを紹介します。読んだことがある人もいるかもしれません。三浦しをんさんの『風が強く吹いている』です。大学生が苦難を乗り越え箱根駅伝を目指す物語で、読み終わった後には「強くなれる」1冊です。受験生である3年生はもちろん、今の状況に行き詰っている人、新しく頑張りたい人、頑張りたいけどなかなか頑張れない人にもお勧めです。
 他のお勧め作品は、また学校が再開したときに話したいと思っています。そのときは、皆さんにとってのお勧め(もちろん本以外でもかまいません!)も、教えてください。楽しみにしています!