8月9日 関東大会準決勝

結果としてはこの試合は、雷による中断→中止でノーゲームとなり、記録には残りません。

全国大会出場を決め迎えた準決勝、対戦相手は絶対的な力を持つ東京都第二代表の多摩大目黒中学校です。東京都のレベルは高くを勝ち上がると関東大会優勝し、全国に行けると言われています。全国大会に向けて、あまり相手の情報が無いことを想定して、前日のミーティングで選手たちには相手のシステムしか伝えずに試合に挑みました。

前半、台風の影響で雨が強く、スリッピーなピッチでしたが今までの経験を活かし、かつ自分たちで相手の弱点をすぐに見つけてそこを突きます。相手の弱点を突き得たセットプレーから半年間以上練習をしてきて4月以降は練習試合でも実施しなかったトリックプレーから先制点を奪いました。この大一番で成功させる選手たちは本当に凄いです。

しかし、その後すぐ雷が鳴り、一時建物内に避難、最後の雷鳴から20分間は試合が実施できないJFAの指針通り、20分後、更に20分後、1時間後、もう1時間後と待機が続き中断から2時間45分後に準決勝は中止、準決勝を戦っていた4校が優勝という形で決着がつきました。

完璧な形での先制点、その後2分間だけでしたが多摩大目黒が本気で攻めて込んできて押し込まれました。この素晴らしい相手と最後まで戦いたかったです。しかし自然災害、全国で被害をもたらし命を脅かす台風です。そんな中でも、関東大会を戦えて全国を勝ち取っただけでも幸せなことです。抽選の結果、関東第3代表で全国へ進みます。

熱中症対策や台風等々で難しい大会運営の中、群馬県サッカー協会、群馬県小中学校体育連盟サッカー専門部の先生方、会場運営をしてくれた群馬県の中学校のサッカー部の生徒の皆さんには大変お世話になりました。

また、現地で支えていただきました千葉県小中学校体育連盟サッカー専門部の役員の皆様、県予選からスカウティングにご協力いただきました先生方ありがとうございました。

夢の舞台である全国大会、四国・香川の蒼空で、常中サッカーで満開に咲き誇ります!