8月8日 関東大会2回戦

現在ベスト8、7チームが全国大会へ進出できるので、ここから最大3試合のうち1試合でも勝利することができれば全国大会が決まります。

2回戦の対戦相手は埼玉県第一代表の新座市立第二中学校です。毎年優勝候補になる超激戦区埼玉県を1位で勝ち上がってきているので、最大の難敵と言える相手です。

前半、ここまで来ると相手も常中を研究してくるので良さを消され、逆に我々も相手の良さを消しながら展開をしてクーリングブレイクまでは互いにチャンスが全くないような状態でした。クーリングブレイク後も膠着状態が続きましたが、前半終了間際のセットプレーから先制点を奪うことができ1点リードで前半を折り返します。

ハーフタイム、一足先に試合を終えた本校野球部が優勝候補のチームに勝利をして、全国行きを決めました。自分たちもやってやるぞと意気込んで後半を迎えます。

後半、相手はシステムや戦術を変え揺さぶりをかけてきましたが、今までの経験から我々も配置を変えて対応します。それが功を奏し、少しずつペースを掴み追加点を奪うことに成功しました。その後は時間を上手に使いながら逃げ切りに成功をして、悲願であった全国大会進出を決めました。

・前半終了間際のセットプレーからの得点で1点リードのハーフタイム、これはリーグ戦の『あの試合』と同じ展開

・1点リードのハーフタイム、追加点を取らないと『県大会決勝の暁星国際戦』との試合と同じ展開になってしまう

・相手が配置を変えてきたときの攻撃方法はマロニエ杯の『あの試合』と同じ展開

・県新人決勝、県総体決勝で経験したミドルシュートの恐ろしさ

・2点リードしてからの戦い方は1回戦と同じ

1年間の今までの失敗、成功、悲しみ、悔しさ、嬉しさなど全ての経験を凝縮したような試合展開でした。

選手たちは1年間の頑張りをこの試合で発揮しました。試験で例えたら100点満点!

常中らしい戦いを展開し、1年間の我々の足跡を凝縮したようなとても素晴らしい試合で全国出場を決めました。

「山梨(昨年)の忘れ物回収」作戦大成功です!

ついに目標としていた「常盤平から全国へ」を達成しました。