小金南中で桜島大根を育てています。メンバーは2年生9人のSAKURAメンバーズ です。

この大根は1月に収穫し、1月24日~30日の給食週間に鹿児島県メニューとして桜島の小学生が「総合的な学習の時間」で育てた桜島大根と一緒に給食に登場します。そして、一番大きな桜島大根は毎年行われる「世界一桜島大根コンテスト」にも出品しますよ。

 

 

9月29日(火)

いよいよ、最後の3人が1本にする日がやってきました。

まだ、やっぱり虫がいます。最初に虫退治をし

その後、間引きをします。

3人はかなり悩んだ後、間引きをしやっと1本に決めました。

  

抜いた苗も大切にしたいという想いが強く、Mくんが新しいプランターを取りに行き、苗を移しました。

3番目の畑の人だけなぜか・・・保険のためのプランターを2つ持っています。(怖いのだそうです・・・)

間引きした苗を移すのも本当に上手になりました。

そして、1本になった大根はこれです。

 

    Kくんのおでん         Yくんのあつ太郎

   Mくんのはるくん

これで、全員が1本になりました。

なかなか立派ですよね。このハート型の虫よけは、まだ置いておきたいというご希望なのでしばらくこのままにしておきます。

Mくんが「ここまでの道のり、長かったですね」と一言。「ほんとにそうだね」お疲れさま!

でも、ここから始まるよ。頑張りましょう。

 

9月28日

台風が心配で全部の立てプレートを取って避難していたのですが・・・。

台風の被害はほとんどなく、無事に過ぎ去りました。良かった!

久しぶりの活動です。

何をしているのかと言うと、土の中の虫を探しています。まだまだコガネムシの幼虫や、葉っぱには、小さいあのシンクイ虫が居座っています。

美味しい葉っぱなのでしょうが、やっぱり困ります。

「あ~!!先生!!!!!」「どうしたの?」「虫が!」

(写真には出せませんが)

Fさんの大根の葉っぱの上に15センチ位の大きな蛾の幼虫が這っていました。

本当に大きくてビックリでした。

虫退治も終わり、1番目の畑と2番目の畑の人は全員残り1本にしました。

  

     Oくんの耙菜丸       Aくんのラララ ラディッシュ

 

  YくんのTA ZA WA        OさんのSUNNY

 

Yさんの 大きくなぁ~れちゃん    Fさんの大大にこちゃん

    

   Kくんのおでん          Yくんのあつ太郎

   Mくんのはるくん

残り1本にすると、本当にどんどん成長し始めます。

後は、ずっと大切に育てていた「おでん」」と「あつ太郎」と「はるくん」の3本です。

明日いよいよ1本にします。

9月23日(水)明日は台風がやってきそうです。

 

      9月7日             9月23日

この15日間で本当に大きくなってきました。

葉っぱの形も見てすぐわかる位、大根らしくなってきました

そして、なかなか出てこなかった3番目の花壇の大根も・・・

 

みんな大きくなってきました。

今日は、明日の台風をみんな心配し「大丈夫ですか?」とやってきました。

看板だけは飛んでしまいそうなので取りましたが、自然と戦う大根は去年も強く頑張っていたので、「大丈夫!」と様子を見ることにしました。

今年の台風は雨台風なので、根っこも心配です。

明日、被害が小さいといいのですが。

9月17日(木)

14日と比べてもかなり大きくなったYさんの桜島大根(大きくなあれちゃん)です。

実は、みんなの大根には、自分で名前と絵を書いてもらっています。

そして、大根の前に札が刺してあります。

 

大切に間引きした大根を移します。(ちょっと根っこが見えていますが・・・。)

残り1本にした最初のメンバーです。

 

そして、間引きした苗も小さい名前の札を作ってプランターの中に刺さっています。

女子の札です。なかなか可愛いでしょう?

 

そして、まだ小さい大根のYくんの畑にOさんの間引きした大根が新しく加わりました。

こうして、今日は1本にしたのは

 

Fさんの「大大(だいだい)にこちゃん」Aくんの「ラララ ラディッシュ」

 

 Oくんの「耙菜丸(はなまる)」   Oさんの「SUNNY」でした。

来週は、全部の畑で1本にできるかなあ。 

9月14日(月)

今日は、いよいよ1回目の間引きです。

みんなどれを残したらいいか(毎年の事ですが)真剣に悩んでいました。

「一番茎が太くて葉っぱが元気な大根を選んでね。」

「土を付けて取ってね。間引きした大根はプランターに移して何かがあった時の保険用だからね」

 

芽がたくさん出たOさんYさんは

「プランターに植えられないのはどうしたらいいですか?うちで食べてもいいですか?」

そんな話にもなりました。

「食べるならいただいてもいいですか?」と私・・・。

「いいですよ」

そこで3番目の畑のMくんとYくんに「いただきますか?」

「いただきます!」

2人とも、いただいた大根をとても大切に植えていました。

そして、あの芽が出なかったKくんですが・・・。

とうとう出てきました。

そして、新しく蒔いた種からも双葉が・・・

そして、YくんとAくんからもらった大根と・・・

いきなりたくさんの大根畑になりました。

ここからどんなに大きく育つのか・・・

とても楽しみです。

9月11日(金)

今日は、間引きをしよう・・・という予定でした。

でも、あんなに元気だった葉っぱがちょっとくしゃくしゃになっていたり、元気がありません。

「おかしいね・・・絶対虫がいるよ」

よーく見てみました。

「虫はいません」「ほんと?」

その時、Fさんが「先生!いました」

二人で葉っぱを広げジーと見てみました。(虫がダメな方は見ないでください)

真ん中・・・見えますか?小さい小さい虫が一匹。

すぐに写真に撮りズームをして全員に見せました。

「あ~~!」みんな納得。

さっき「いません」と言っていた人も真剣になってきました。

みんな自分の大根を観察!

この小さい虫はシンクイムシ(芯喰い虫)です。

文字の通り、次に出てくる新しい葉っぱを芯(真ん中にいて)全部食べてしまいます。

去年もこの虫に本当に悩まされました。3年生のTさんが毎日のように爪楊枝を持って退治に行っていました。

野菜用のスプレーを葉にまき、予防をしました。

9月8日(火) 

今日は、種蒔きの後の初めての集まりでした。

 

    1番目の花壇           2番目の花壇

    3番目の花壇

見ていただいてわかりますか・・・。

1番目の花壇 2番目の花壇 3番目の花壇   

よーく見てください。

やっぱり3番目の花壇だけ・・・双葉が出てこない・・・。特にKくんのは1つもなんです。

「先生、やっぱりショックですよ。」「そうだよね・・。今までこんなこと1度もないよ」

「もう一度、土の中の虫を取って、薬まこう」「はい!!」

確かに他の大根がこんなにいっぱい出てきていると、心もちょっと折れてきます。

土の中から幼虫が小さいのも大きいのも含めて50~60匹見つけました。

3番目の畑の Kくん・Yくん・Mくんと相談をし、他の花壇の人が、間引きをした苗を入れるためのプランターに、種を蒔いて育てることにしました。

 

真剣に種を選ぶKくん、右の写真は、Yくんのピースの手です。(ちょっとおジャマですよ・・・)

そして、畑の中には虫の巣を退治してくれるハート型の防虫剤を置きました。

 

可愛いでしょう?YくんとMくんはいくつか双葉が出ているので、Kくんのところに2個置いてくれました。

このまま無事に出てくれるといいなあ・・・。

Kくん楽しみに待ちましょう!

9月7日(月)

今日は、休み明け、もう一度花壇を見に行ってみました。

 

4日の日にまだ双葉が出ていなかったAくんの大根が、今日はこんなに元気に育っていました。

みんな順調。

と思っていたら・・・。

まだまだどこからも双葉が出ていない畑も。

この辺りかな・・・。何も出てきていません。

でも、先週の金曜日に、虫に食べられていたMくんの畑は

 

この間、食べられた双葉の間から新しい葉っぱが出てきました。すごい!!

このまま伸びてくれると大丈夫かも。

明日またみんなの集まりです。毎年ドキドキする時期です。

9月4日(金)

種を蒔いてから初めての集まりでした。

どうかなあ・・・と行ってみると、もうみんな畑をそれぞれ見ています。

「どう?」

 

     (水やり前)          (水やり後)

「あ~!出てるね!それも、8個全部!すごいね」

と喜んでいる女子のみんな

「先生・・どこにあるんですか?」と落ち込んだ感じの男子3人組

前回、固い畑に苦戦していたメンバーです。

見に行くと・・・

 

確かに・・・どこに蒔いたんだろう・・・。

 

「あ!あるじゃないMくん」ん?でもよく見ると・・・。

 

双葉が半分ない・・・          ↑ ↑

この↑の上の2本、茎を残して全部食べられています。

「根切り虫に食べられたかなあ」

「根切り虫ってなんですか?」

「芽が出だすと、夜の間に全部葉っぱを食べてしまう虫です」

「え~!!」

「薬まきますか?」「まきます!!」

「種も、もう一度蒔きますか?」「蒔きます!!」

はい、わかりました。

急にみんな真剣さが増しました。水も水やり当番の人がやろうとしたのに、「自分たちでやるから!」と水やりもし出しました。

不運な現場を見てしまい他の人も心配になったようで「私たちにも薬をまいて下さい」とみんなから言われ

結局全員にまくことになりました。

そして、大根自身にも元気がでるように液体の肥料もまきました。

台風の事もみんな心配になったようで「大根にカバーとか、段ボールとかをしちゃだめですか?」

「段ボールなんてしたら、雨で濡れるしどこかに飛んで行っちゃうよ。去年はその立て看板も飛んでいったんだから」

「そうですか・・」とがっかり。

少しずつみんな自分の大根。という想いが強くなってきているようです。