平和の語り部(6年)
11月12日(火)
昨日は振替休業日でした。子どもたちのなかにはディズニーシーに行った子もいたようで、楽しそうにお話ししてくれました。(クリスマスの時期のディズニーはいいですよね。もう何年行ってないだろう…)
さて、松戸市では、市内の小中学校を対象に、戦争体験者が語り部として学校を訪問し、「戦争の体験」や「平和への想い」などを直接児童・生徒に話してもらえる機会を提供しています。今日は、上本郷小学校に長崎で被爆体験をされた大野礼子さんをお招きし、当時の様子をお話ししていただきました。
大野さんからは、長崎の原爆の方が広島の原爆よりも威力が大きかったが、人口や、山に囲まれた長崎の地形が被害を広島よりも少なくてすんだこと、また、自分自身は防空壕に避難して難を逃れたこと、爆心地から3.2km離れていたが、ほとんどの家は爆風で崩壊したこと、また、中学生のお兄さんをなくされたことなど、戦争や原爆の悲惨さをお話しされていました。子どもたちは静かに耳を傾けていました。
「戦争は絶対にしてはならない、平和な日本や世界を、みんなの力で築いてください。」この大野さんからのメッセージを忘れずに、6年生にはこれからの社会で活躍してほしいと思います。貴重なお話をありがとうございました。
登録日: / 更新日: