9月25日(木)校内研修(市内公開)
9月25日(木)校内研修(市内公開)
今日の放課後は、時間割を特別にA4日課にして、本校の教職員のための研修を行いました。杉並区立済美養護学校主任教諭、川上康則先生の「子どもの心の受け止め方」という演題でのズームによる講演でした。川上先生は、公認心理士、臨床発達心理士、特別支援教育士スーパーバイザー。今もっとも注目度の高い特別支援教育の実践者のお一人です。
子ども理解の守備範囲を広げ、褒めて承認することによって問題行動が減る。全員のニーズと教育的瞬間を逃さず、クラス全体の関わりを考える。人が主体的な行動を起こすのには、安全基地の役割を果たせる大人が必要。子どもたちにとっての一番のご褒美は笑顔と機嫌のよさをキープできる大人がいつもそこにいること。教師の一言で子どもは潰されもするし、生かされもする。大人にも不快感情があるので、気づきとケアを大切にし、大人の温かさを伝えよう。などキーセンテンスのたくさん含まれた研修でした。明日からの先生方の子どもの心の受け止め方や人間観、指導観が少し変わってくるかもしれませんね。
この研修は、市内の他校にも公開し、興味のある16名ほどの先生方がズームで参加されました。みなさんチャットにも積極的に臨まれ、随時反応のある面白く為になる研修でした。
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