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今日の給食は「切り干し大根入りカレーピラフ」です。切り干し大根には、生の大根より、食物繊維、たんぱく質、カリウム、カルシウムなどが多く含まれます。また干すと酵素が活性化して、甘みが増したり、水分が抜けて味が凝縮される効果があります。今日は鶏肉や玉ねぎと一緒に炒めて、カレーピラフの具にしました。よく噛んでうまみを感じてください。

今日の給食は「鶏肉と里芋の煮物」です。里芋は1年中食べられますが、秋に収穫されます。里芋の主な成分はでんぷんで、加熱するとより消化吸収しやすくなります。塩分を体から排出するカリウムを多く含むので、高血圧の予防になります。ぬめりの成分は、免疫力を高めたり、脳細胞を活性化する働きもあります。

今日の給食は「ナムル鰯丼」です。10月4日は「1(い)0(わ)4(し)」の語呂合わせから鰯の日に制定されました。鰯の脂には、不飽和脂肪酸のDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。DHAは脳の活性化に働き、記憶力や学習能力を向上させる効果があります。EPAは血中の中性脂肪値を下げて血栓を防ぎ、血液の流れを良くしてくれます。今日は千葉県産の鰯に下味をつけて揚げました。

今日の給食は「きな粉揚げパン」です。給食の定番の揚げパンは、コッペパンを揚げ、砂糖、グラニュー糖を混ぜたきな粉をまぶして作ります。パンを揚げるときは、高い温度、短い時間でさっと上げます。そうすると周りはさくっと中はふわっと仕上がります。きな粉は大豆から作られ、たんぱく質やビタミンB₁、ビタミンB₂、カルシウムや鉄分などもたくさん含まれています。

今日の給食は「じゃがいものそぼろに」です。じゃがいもの主な成分は、体を動かすエネルギーのもとになるでんぷんです。また抗酸化作用のあるビタミンCも多く含まれています。ビタミンCはでんぷんに包まれているので加熱しても壊れにくいのが特徴です。今日は、じゃがいもを鶏ひき肉、玉ねぎ、にんじん、こんにゃく、干ししいたけ、凍り豆腐、さやいんげんと一緒にだしで煮て、しょうゆ、酒、みりん、砂糖で味付けしました。

  10日 11日 12日 13日  

 

今日の給食は「鶏肉とうずらの韓国風煮」です。鶏の手羽元をにんにく、生姜、長ねぎ、みそ、しょうゆ、三温糖、コチュジャンで煮込みました。コチュジャンは韓国料理などに使われる代表的な調味料で、唐辛子みそのことです。米、麦、大豆、こうじ、唐辛子を主原料として発酵させて作ります。少量の塩、水あめや砂糖を加えることもあります。

今日の給食は「天丼」です。かき揚げとさつまいもの天ぷらを作り、ごはんにのせて、天つゆをかけました。天つゆは、だしをとり、しょうゆ、砂糖、酒、みりんを煮て作りました。かき揚げには、さくらえび、ちりめんじゃこ、あさり、玉ねぎ、長ねぎ、ごまが入っています。よく噛むと野菜の甘みやえびやじゃこのうまみなどを感じられると思います。いろいろな具の味を楽しんでください。

今日の給食は「アーモンドあじフライ」です。あじに、生姜、しょうゆ、ウスターソース、白ワインで下味をつけ、衣をつけて揚げました。今日は衣の中に、アーモンドの粉末とスライスアーモンドを混ぜました。アーモンドには、抗酸化作用のあるビタミンEが多く含まれ、肌のたるみやしわ、肥満などを予防する働きがあります。また、ビタミンB₂やミネラル分の銅も豊富で皮膚や粘膜の新陳代謝を促進させる働きもあります。

今日の給食は、「さばのソース焼き」です。さばに、ウスターソース、しょうゆ、三温糖、酒、生姜で下味をつけてオーブンで焼きました。ウスターソースは、玉ねぎ、にんじんなどの野菜や、何十種類もの香辛料を配合して作られているので、よい香りがあります。その香りが魚の臭みを消すため、食べやすくなります。苦手な人も食べてみてくださいね。

 
  16日 17日 18日 19日 20日

今日の給食は、「マーボー春雨丼」です。春雨は、でんぷんで作った半透明の細い麺状の食品です。そら豆、えんどうなどの豆類、さつまいもやじゃがいものイモ類、とうもろこしなどのでんぷんを用いたものがあります。豆類を用いたものは弾力があり煮崩れしにくいので、給食で使っています。今日は、トウバンジャン、オイスターソース、八丁味噌などで味付けし、丼にしました。

今日の給食は、「ビーンズメンチ」です。玉ねぎをよく炒めて冷まし、ぶたひき肉、大豆、牛乳、パン粉、卵、塩、こしょう、ナツメグを入れてこね、丸めて衣を付けて揚げました。豚肉と玉ねぎは相性がよく、おいしく食べられるほかにも、疲労回復効果のあるビタミンB₁の吸収がよくなります。畑の肉と言われる大豆も入れたので、良質なたんぱく質と、ビタミンB群だけでなく、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラルも摂取することができます。

今日の給食「にんじんしりしり」は、沖縄県の郷土料理です。スライサーで細くおろした人参と卵を炒めて調味した、家庭料理です。「しりしり」は、せん切りという意味の沖縄の方言です。またスライサーを使う時の「すりすり」という音から名前がついたという説もあります。今日のスープに入っている「もずく」も沖縄で養殖されているものです。流通しているほとんどが沖縄産です。

今日の給食は「広東麺」です。えび、いか、あさりなどのシーフードと豚肉、にんじん、たけのこ、白菜、小松菜、ねぎ、しいたけなどたくさんの野菜をいれて、塩、こしょう、しょうゆ、オイスターソースで味をつけました。最後に片栗粉でとろみをつけ、とき卵を入れました。とろみがついているので、体が温まる麺です。

今日の給食は、「中華風鶏南蛮」です。下味をつけた鶏肉に片栗粉をつけて揚げ、生姜、にんにく、ねぎ、しょう油、酒、酢、ごま油、トウバンジャン、こしょうを合わせたたれをかけました。茹でたもやしを添えてあるので、一緒に食べてください。「南蛮」は、主にねぎやとうがらしを使った料理につけられる名前です。今日は、中国の調味料であるトウバンジャンを使い、中華風にしました。

  23日 24日 25日 26日 27日

今日の給食は「いもごはん」です。千葉県産のさつまいもを五穀米(大麦・もちきび・もちあわ・アマランサス・いりごま)と一緒に炊き込みました。さつまいもにはでんぷんの他に、加熱しても壊れにくいビタミンC、ビタミンE、βカロテン、カリウム、カルシウム、食物繊維などたくさんの栄養が含まれています。また、さつまいもだけに含まれるヤラピンは、胃の粘膜を保護したり、腸のぜん動を助ける働きがあります。

今日の給食は「玄米入りごはん」です。普段のお米に発芽玄米を混ぜて炊いています。玄米は白米と比べて、たんぱく質や脂質、ビタミンB₁、鉄分、食物繊維などが多く含まれています。発芽玄米は、玄米を発芽させたもので、不安やイライラを鎮めると言われるGABAが含まれています。普段食べているお米にプラスすると、もちもちした食感と栄養もプラスすることができます。

今日の給食は、「豆とかぼちゃのカレー煮」です。豚ひき肉とにんじん、玉ねぎ、ピーマンを炒め、ひよこ豆とかぼちゃを入れて煮込み、カレー味を付けました。ひよこ豆は丸い豆に一つ突起があり、ひよこの頭に似ていることからこの名前がつきました。ガルバンゾとも呼ばれています。細胞を助けるマグネシウムや味覚、嗅覚などに関係する亜鉛、代謝を助けるビタミンB1、腸を整える食物繊維などが含まれています。

今日の給食は「チキンドリア」です。ドリアができるまでにはいくつもの工程があります。①米をとぎ、炊飯する②野菜を切る③ルーを作る④肉・野菜を炒め、ホワイトソースを作る⑤グラタン皿にご飯を入れる⑥ホワイトソースをかける⑦パン粉・チーズをのせる⑧オーブンで焼く⑨ウォーマーに入れるたくさんの工程がありますが、温かくおいしい給食を食べられるよう、安全に配慮して作っています。

今日の給食は「さんまのかば焼き丼」です。秋の味覚であるさんまは、環境の変化による不漁などによって、価格が高騰しています。今日は、しょう油、生姜、酒で下味をつけたさんまに、片栗粉をつけて揚げ、ご飯にのせてたれをかけました。カリッと揚がったさんまとねぎの入った甘辛だれが、ごはんによく合います。秋の味覚を楽しんでください。

  30日        

       

今日の給食は「かぼちゃの春巻き」です。北海道産のかぼちゃを蒸してつぶし、砂糖、バター、生クリームと合わせて、春巻きにしました。かぼちゃは栄養価が高い野菜です。多く含まれるβ-カロテンは脂溶性のため、油と一緒に食べると体内での吸収がよくなります。その他にも、ビタミンCやEなどが多く含まれ、抗酸化作用や免疫力を高める効果、心臓病、認知症の予防など、体に良い効果がたくさんあります。