令和8年度 第58回 千葉県算数・数学教育研究大会 松戸大会

令和8年11月6日(金)

千葉県算数・数学教育研究大会を開催しました

研究主題「主体的・対話的で深い学びを実現する算数・数学科の授業はどうあるべきか」

本日、本校を会場に、千教研算数・数学部会千葉県大会が開催されました。この日のために、千教研数学部会と本校の主幹教諭、数学科を中心に、約1年半前から準備委員会を立ち上げ、大会の成功に向けて準備を進めてきました。県内各地から来校される先生方に気持ちよく研修していただくこと、そして、公開する授業が生徒にとっても、参観される先生方にとっても実りあるものとなることを願い、研究協議や研修、模擬授業などを重ねてきました。

本日は、松戸市内はもとより、千葉県内各地から多くの先生方にお越しいただきました。また、千葉県教育委員会をはじめ、東葛飾教育事務所、松戸市教育委員会からも関係者の皆様にご参加いただき、松戸市教育長にもご来校いただきました。生徒たちも、お客様を迎えるために、校舎の清掃に丁寧に取り組みました。隅々まできれいに整えられた校舎は、今年一番の美しさ。来校される先生方を気持ちよくお迎えすることができました。

午前中の授業では、自校の教員による授業はもちろん、他校からお越しいただいた先生方による授業にも、生徒たちは意欲的に取り組んでいました。研究主題にもある「主体的・対話的で深い学び」を目指し、自分の考えを深める場面、仲間と意見を交わす場面など、生徒が主体となって学ぶ姿が随所に見られました。


午前の部 授業展開

1年2組「比例・反比例の利用」 授業者:常盤平中学校・教諭


1年5組「比例・反比例の利用」 授業者:第一中学校・教諭


2年2組「一次関数の利用」 授業者:小金中学校・教諭


2年8組「一次関数の利用」 授業者:第一中学校・教諭


3年3組「標本調査」 授業者:第一中学校・教諭


3年5組「標本調査」 授業者:第六中学校・教諭


全体会および記念公園会

全体会

主催者である千葉県教育研究会算数・数学部会会長、千葉県算数・数学教育研究大会松戸大会実行委員長からのごあいさつの後、東葛飾教育事務所長、松戸市教育委員会教育長、次年度以降の大会会場市町村代表者等からご挨拶、ご祝辞を賜りました。

新しい時代の算数・数学教育を考える ~松尾七重教授による講演会~

千教研算数・数学部会千葉県大会の午後の部では、千葉大学大学院教育学研究院 教授の松尾七重先生をお招きし、ご講演いただきました。演題は「新しい時代の算数・数学教育を実現するために~『数学を教わる子ども』から『数学をする子ども』へ~」。松尾先生は、算数・数学教育を専門とされ、子どもたちの数学的な思考力や表現力の育成、図形の学習指導などについて研究を重ねられています。『イラスト図解ですっきりわかる算数』(東洋館出版社)や『算数・数学授業研究ハンドブック』(東洋館出版社)など、算数・数学教育に関する著書も多数出版されています。今回の講演では、これからの時代に求められる算数・数学教育の在り方について、「数学を教わる」だけでなく、子ども自身が数学的に考え、試行錯誤し、数学を生み出していくことの大切さを考える機会となりました。今回の講演は、これからの算数・数学教育の方向性を見つめ直すとともに、明日からの授業づくりにつながる大変貴重な学びの機会となりました。松尾先生、ありがとうございました。


分科会

講演会後は、県内各地から参加された先生方が校内の各教室に分かれ、第1分科会から第7分科会まで、それぞれのテーマに沿った協議が行われました。「図形・データの活用」「関数の学習指導法」など、具体的な指導方法や授業づくりについて活発な意見交換が行われ、参加された先生方にとっても、学びの多い時間となりました。また、本日の授業公開を担当した本校職員にとっても、自校や他校の先生方からの指導を通して、今後の授業改善につながる貴重な機会となりました。こうした学びや実践を共有することが、本校の授業力向上はもとより、松戸市全体の算数・数学教育のさらなる充実と、教員の指導力向上につながることを実感する一日となりました。