3校時に避難訓練を行いました。訓練の目的は「地震発生に際し、自分の命を守るための適切な行動の取り方を学ぶ」ことです。また、年度が改まり進級・入学していますので、今まで使っていた教室からの避難経路も異なります。新しい学級からの訓練経路を知ることも併せて目的としています。

 地震発生の放送を聞き、まずは一次避難。教室の机の下にもぐります。全ての教室には行けませんでしたが、実際の子供の一次避難の様子を目で見て確かめたくて、6年生の教室に行くと、話し声は全く聞こえず机の脚をしっかり押さえる姿もあり、感心しました。入学したばかりの1年生も画像のようにやはり机の脚を押さえて一次避難ができています。本当に地震が起きた時のことを考えて訓練はしなければ意味がありません。実際に地震が起きた時には揺れで机も動きます。そこまできちんと指導され、それをしっかりと行えている姿でした。

    

 その後は、いよいよ二次避難で校庭へ。防災頭巾をすばやくかぶって整列し、教室から避難経路を通っての避難です。全校児童735名いますが、整然と行っていたので、階段を通っての避難も混乱なくとても速かったです。

   

 校庭に出てクラスごとに整列し、点呼。皆が無事避難できているかの確認を校庭に出てから改めて先生方が行います。各クラスから学年主任の報告を経て今日の出席者が全員いることが確認できるまでにかかった二次避難の時間は「6分28秒」。昨年度の第1回目の避難訓練より1分半ほど早かったのは、皆が訓練を大切に考え、先生方から指導されたことを守って避難訓練に臨んだからこそでしょう。

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 安全主任からの講評には、「昨年度よりも素早い避難であったが速さだけでなくしゃべらないこと」や「自助」「共助」などの大切な話もありました。最後に私の方からも話をしました。災害はいつやってくるかわかりません。昼夜関係なく天候にも関係なく起こります。その時に「落ちてこない・倒れてこない・移動してこない」を意識して「自分の命は自分で守る」ように日頃から訓練をしましょうと話しました。

 

 ご家庭でも、年度が変わりましたので、改めて放課後の時や災害時の約束事など、話し合っていただきたいと思います。